オカンポ短篇選 -- はじめて出逢う世界のおはなし --
シルビナ・オカンポ /著, 松本健二 /訳   -- 東宣出版 -- 2021.12 -- 18cm -- 325p

資料詳細

タイトル 蛇口
副書名 オカンポ短篇選
シリーズ名 はじめて出逢う世界のおはなし
著者名等 シルビナ・オカンポ /著, 松本健二 /訳  
出版 東宣出版 2021.12
大きさ等 18cm 325p
分類 963
注記 表紙のタイトル:Los grifos
著者紹介 【シルビナ・オカンポ】アルゼンチンの作家(1903-1993)。ブエノスアイレスの裕福な名家で六人姉妹の末の妹として育った。幼いころから絵画を学び、パリでジョルジョ・デ・キリコに師事したこともある。作家アドルフォ・ビオイ・カサーレスと結婚後に小説を書き始め、独自の幻想的短篇小説でアルゼンチン文学史にその名を残した。詩や児童文学の作品もある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:失われたパスポート. 空中ブランコの情景. オリーボスの二軒の家. 海. 見えない本の断章. 金色のウサギ. 続き. 病原. 砂糖の家. ミモーソ. 僕たち. フリアイ. 黒玉. 生体波. 嫌悪感. これが彼らの顔であった. 雄牛の娘. アメリア・シクータ. イシス. レストラン〈エクアドル〉の事故. 近親相姦. ティルテの湯治場. 地下生活. かつら. 償い ほか11編
内容紹介 20世紀スペイン語文学におけるもっともエキセントリックな小説家、シルビナ・オカンポの短篇選集。1937年のデビュー作『忘れられた旅』から1970年までに書かれた短篇小説集5作を基にして編んだ日本独自の選集。36篇収録。
要旨 数も形も明らかにされていない無数の蛇口からしたたる滴たちの轟音、鳥たちは蛇口の旋律を奏で、犬たちは満月の夜に蛇口の歌を吠える…チベットの奥地にある秘境を旅した思い出を、幻想かつ詩情あふれる文体で描く「蛇口」、ブチ切れるたびに自らの肉体を噛みちぎる猟奇的な自傷行為をくりかえし、自ら命を落としてしまう女の悲劇をユーモラスに語る「マルバ」、迷信深い女と結婚した語り手の男性が、見知らぬ女へと変貌していく妻を前に困惑する「砂糖の家」、ボルヘス風の幻想譚「見えない本の断章」など、1937年のデビュー作『忘れられた旅』から1970年の『夜の日々』までに書かれた5つの短篇小説集をもとにして編んだ日本独自の短篇選集。36篇収録。
ISBN(13)、ISBN 978-4-88588-104-6   4-88588-104-8
書誌番号 1113932540

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