それは西洋の古典か --
小川正廣 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2021.12 -- 22cm -- 548,70p

資料詳細

タイトル ホメロスの逆襲
副書名 それは西洋の古典か
著者名等 小川正廣 /著  
出版 名古屋大学出版会 2021.12
大きさ等 22cm 548,70p
分類 991.1
個人件名 ホメロス
注記 欧文タイトル:Homer’s Counterattack
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1951年 京都市に生まれる。1979年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学。名古屋大学大学院文学研究科教授などを経て現在 名古屋大学名誉教授,博士(文学)。著書『ウェルギリウス研究-ローマ詩人の創造』(京都大学学術出版会,1994年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:ホメロスは西洋の古典か. オリエント神話とホメロス. オリエント宗教とホメロス. 民話から叙事詩へ. ホメロスの時代と叙事詩のヴィジョン. 帰国物語の社会的ヴィジョン. 『オデュッセイア』における戦争と平和. ホメロスと文字使用. ホメロスと口誦伝統. ホメロス詩のカノン選定. ホメロスからウェルギリウスへ. 『イリアス』と『アエネイス』における英雄と死. 『アエネイス』の結末と戦争の罪責. ダンテにおけるウェルギリウス. ビザンツ文化におけるホメロスとトロイア戦争. ホメロスの逆襲
要旨 最古・最大の「西洋古典」とされるホメロス。だが、創造と受容のいずれも西洋の枠組みには収まっていなかった。実際に西方に伝わったものとその行方を明確にする一方、オリエントの神話・宗教からビザンツの年代記やオスマンの歴史書まで探査し、巨大な実像を初めて捉えた画期的労作。
目次 ホメロスは西洋の古典か―古代から現代までの受容をめぐって;第1部 ホメロス詩の知られざる源泉―オリエントと民話(オリエント神話とホメロス―洪水伝承をめぐって;オリエント宗教とホメロス―運命の秤をめぐって ほか);第2部 ホメロス詩のヴィジョン(ホメロスの時代と叙事詩のヴィジョン―『イリアス』をめぐって;帰国物語の社会的ヴィジョン―『オデュッセイア』をめぐって ほか);第3部 ホメロス詩のテクスト形成(ホメロスと文字使用;ホメロスと口誦伝統 ほか);第4部 ホメロスの変容と溶暗(ホメロスからウェルギリウスへ―自由の転換;『イリアス』と『アエネイス』における英雄と死―運命をめぐって ほか);ホメロスの逆襲
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1050-4   4-8158-1050-8
書誌番号 1113932627
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113932627

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