連帯の神話を超えて --
廣瀬陽一 /著   -- 青弓社 -- 2021.12 -- 20cm -- 290p

資料詳細

タイトル 中野重治と朝鮮問題
副書名 連帯の神話を超えて
著者名等 廣瀬陽一 /著  
出版 青弓社 2021.12
大きさ等 20cm 290p
分類 910.268
個人件名 中野 重治
注記 文献あり
著者紹介 1974年、兵庫県生まれ。大阪府立大学大学院博士課程修了。博士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員。専攻は日本近代文学、在日朝鮮人文学。著書に『日本のなかの朝鮮 金達寿伝』(クレイン)、編著書に『金達寿小説集』(講談社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:〈中野重治と朝鮮問題〉研究史と本書の視座. 「被圧迫民族の文学」概念の形成と展開. 植民地支配の「恩恵」、在日朝鮮人への〈甘え〉. 「朝鮮人の転向」という死角. 反安保闘争と「虎の鉄幹」のナショナリズム. 「科学的社会主義」と少数民族の生存権. 「被圧迫民族」としての日本人へ
内容紹介 中野が書いた戦後のテクストにおける朝鮮や在日朝鮮人の言説を読み込み、社会的な事件・状況を踏まえながら、彼の朝鮮認識の変容と実像を明らかにする。それまでにない連帯のありようを模索した中野の思想的・政治的な実践が示す可能性を浮かび上がらせる本。
目次 序章 “中野重治と朝鮮問題”研究史と本書の視座;第1章 「被圧迫民族の文学」概念の形成と展開―日米安全保障条約と日韓議定書;第2章 植民地支配の「恩恵」、在日朝鮮人への“甘え”;第3章 「朝鮮人の転向」という死角;第4章 反安保闘争と「虎の鉄幹」のナショナリズム;第5章 「科学的社会主義」と少数民族の生存権;第6章 「被圧迫民族」としての日本人へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-7872-9264-3   4-7872-9264-1
書誌番号 1113934322

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 910.26/ナ 一般書 利用可 - 2071847201 iLisvirtual
港北 公開 Map 910/ナ 一般書 利用可 - 2071880683 iLisvirtual