ヨーロッパの古典を読む --
春風社 -- 2021.11 -- 20cm -- 503,15p

資料詳細

タイトル 文学とアダプテーション 2
各巻タイトル ヨーロッパの古典を読む
出版 春風社 2021.11
大きさ等 20cm 503,15p
分類 904
件名 文学 , 翻案 , 文学-歴史
注記 索引あり
内容 内容:ヨーロッパ古典文学を〈再訪〉する 小川公代著. ジェンダーの観点から読む世界文学 沼野充義述. 文学の映画化は「不純」なのか 渋谷哲也著. ヨーロッパ名作文学の漫画化における三類型 森田直子著. 『ジェイン・エア』のアダプテーション 小川公代著. エリオット『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』とミュージカル『キャッツ』 新井潤美著. 生々流転する『ユリシーズ』の世界 南谷奉良著. カズオ・イシグロ『日の名残り』とマーチャント・アイヴォリー映画再考 秦邦生著. ライシテの国のアンティゴネー 伊達聖伸著. ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』のアダプテーションをめぐって 吉村和明著. ヴィクトル・ユゴーと映画 野崎歓著. ミュンヒハウジアーデとアダプテーション 眞鍋正紀著. タヴィアーニ兄弟『素晴らしきボッカッチョ』 堤康徳著. ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』 阿部賢一著. ふたつの『クロイツェル・ソナタ』 奥彩子著. カフカの小説Der Prozessを日本語映画『審判』に翻案する ジョン・ウィリアムズ著 小澤央訳. 『ロミオとジュリエット』の小説アダプテーションにおける“貞節”と“裏切り” 鴻巣友季子述 小川公代聴き手. ホメロス『オデュッセイア』を現代演劇に 前川知大著
内容紹介 ホメロス『オデュッセイア』からカズオ・イシグロ『日の名残り』まで。古代から現代にいたるヨーロッパの〈古典〉に光を当て、再創造としてのアダプテーションによって新たな魅力を帯びることを明らかにする論集。論考、講演録、エッセイなどを収録する。
要旨 ホメロス『オデュッセイア』からカズオ・イシグロ『日の名残り』まで。古代から現代にいたるヨーロッパの“古典”に光を当て、再創造としてのアダプテーションによって新たな魅力を帯びることを明らかにする。アダプテーションを実践している映画監督(ジョン・ウィリアムズ氏)、翻訳家(鴻巣友季子氏)、劇作家(前川知大氏)らの寄稿も収録。
目次 序論 ヨーロッパ古典文学を“再訪”する;第1部 総論(講演ジェンダーの観点から読む世界文学 男たちが描いてきた女性像―二〇二〇年一一月二六日;文学の映画化は「不純」なのか―ヨーロッパ映画におけるアダプテーション;ヨーロッパ名作文学の漫画化における三類型―『クラシックス・イラストレイテッド』から『ピノッキオ』まで);第2部 アダプテーション各論(『ジェイン・エア』のアダプテーション―フェミニズムとウルフの両性具有的視点;エリオット『ポッサムおじさんの猫とつき合う法』とミュージカル『キャッツ』;生々流転する『ユリシーズ』の世界―映画から漫画、グラフィックノベル、VRまで;カズオ・イシグロ『日の名残り』とマーチャント・アイヴォリー映画考;ライシテの国のアンティゴネー―〈他者〉のゆくえ;ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』のアダプテーションをめぐって―文化の受容と再生;ヴィクトル・ユゴーと映画―怪物から聖人へ;ミュンヒハウジアーデとアダプテーション―《驚嘆すべき》「ミュンヒハウゼン」ミームの変容について;タヴィアーニ兄弟『素晴らしきボッカッチョ』―ペストをのりこえて;ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』―重さと軽さの反転;ふたつの『クロイツェル・ソナタ』―トルストイとウグレシッチ);第3部 アダプテーション制作者の立場から(カフカの小説Der Prozessを日本語映画『審判』に翻案する―私はアルゴリズムではない;インタビュー『ロミオとジュリエット』の小説アダプテーションにおける“貞節”と“裏切り”;ホメロス『オデュッセイア』を現代演劇に―英雄の旅にみる人類の成長と思春期);あとがき 原作とは別のところに行く/原作に立ち返る「アダプテーション」
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-755-9   4-86110-755-5
書誌番号 1113936112

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