レヴィナス哲学の新たな広がり --
杉村靖彦 /編, 渡名喜庸哲 /編, 長坂真澄 /編   -- 法政大学出版局 -- 2022.1 -- 22cm -- 417,4p

資料詳細

タイトル 個と普遍
副書名 レヴィナス哲学の新たな広がり
著者名等 杉村靖彦 /編, 渡名喜庸哲 /編, 長坂真澄 /編  
出版 法政大学出版局 2022.1
大きさ等 22cm 417,4p
分類 135.5
個人件名 レヴィナス,エマニュエル
注記 索引あり
著者紹介 【杉村靖彦】1965年生。京都大学大学院文学研究科教授。現代フランス哲学・宗教哲学。著書に『ポール・リクールの思想』(創文社、日本宗教学会賞受賞)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:東方イスラエリット師範学校校長としてのレヴィナスと伝統 馬場智一著. 東西のあいだの現代ユダヤ哲学 ハノック・ベン=パジ著 小野和訳 渡名喜庸哲訳. レヴィナスにおける〈東方〉についての極端な思考 渡名喜庸哲著. 孟子と顔の倫理 キムヒョンジュン著 吉野斉志訳. 内部性とはなにか レア・カルマンソン著 石井雅巳訳. 道徳と宗教をめぐる一考察 合田正人著. 質料的現象学の限界における「社会存在」の重量 杉村靖彦著. 「子どもをもつ」とはいかなることか 小手川正二郎著. 倫理的ケアの関係はありうるのか フローラ・バスティアーニ著 村上暁子訳. 享受と傷 平石晃樹著. 住処の内破としての児童虐待 村上靖彦著. 母胎の震えのように ジャン=フランソワ・レイ著 松葉類訳. 利己愛から利益へ 藤岡俊博著. レヴィナスと「記憶不可能な過去」 長坂真澄著. ジャン・ヴァールの下降的超越とレヴィナス 樋口雄哉著. 音と記号 平岡紘著. 〈われわれ〉の存在論 佐藤香織著. 対話的差異の弁証論 クリスティアン・レスナー著 樽田勇樹訳. 法、愛、現象学 フランソワ=ダヴィド・セバー著 犬飼智仁訳. レヴィナスと「非存在論的な突破口」 ジャン=ミシェル・サランスキ著 伊藤潤一郎訳
要旨 東洋と西洋、“自”と“他”の境界をめぐる新たな対話。20世紀の倫理学に根源的な転回をもたらしたレヴィナス。そのいまだ汲み尽くされざる可能性について、東方/東洋の伝統思想やユダヤ思想史からの視点、ケアや医療分野での応用、現代哲学からの新たな解釈という全3部からアプローチした国際シンポジウムの記録。仏、米、墺やイスラエル、韓国など海外の研究者、日本のベテランから若手まで総勢20名による多彩な論考が、これからの倫理の扉をひらく。
目次 第1部 レヴィナスと「東方/東洋」(東方イスラエリット師範学校校長としてのレヴィナスと伝統―世界イスラエリット同盟アーカイヴ所蔵文書を読む;東西のあいだの現代ユダヤ哲学―マルティン・ブーバーとエマニュエル・レヴィナス;レヴィナスにおける“東方”についての極端な思考―ジュディス・バトラーからの批判に対して ほか);第2部 レヴィナスとケアの倫理(「子どもをもつ」とはいかなることか―反出生主義に抗するレヴィナス;倫理的ケアの関係はありうるのか―レヴィナスとともにケアを考える;享受と傷―“同”の内なる“他”としての主体性をめぐって ほか);第3部 レヴィナスと新たな対話(利己愛から利益へ―レヴィナスとジャンセニスム;レヴィナスと「記憶不可能な過去」―カントおよびシェリングを経由して;ジャン・ヴァールの下降的超越とレヴィナス ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-15122-4   4-588-15122-3
書誌番号 1113937838

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