文脈の自由を求めて -- 人文知の復興 --
田島正樹 /著   -- NTT出版 -- 2022.2 -- 19cm -- 219p

資料詳細

タイトル 文学部という冒険
副書名 文脈の自由を求めて
シリーズ名 人文知の復興
著者名等 田島正樹 /著  
出版 NTT出版 2022.2
大きさ等 19cm 219p
分類 002
件名 人文科学
注記 文献あり
著者紹介 哲学者、元千葉大学文学部教授。1950年大阪生まれ。東京大学教養学部フランス科卒。同大学院博士課程哲学専攻修了。著書に、『ニーチェの遠近法』(青弓社)、『魂の美と幸い』(春秋社)、『正義の哲学』(河出書房新社)、『古代ギリシアの精神』(講談社選書メチエ)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 聖書から、ドン・キホーテへ、カズオ・イシグロから、『映像研には手を出すな!』まで、古今東西のテキストを縦横無尽に跳躍しながら、人文学の実践と本質に触れる書。世の流れに反抗して、旧き良き人文学の意義を唱えていく。
要旨 文学部に対する風当たりは、以前にもまして強くなっている。当の文学部自体が自信喪失して、さまざまに姑息な小手先の「改革」によって、この逆風を乗り切ろうとしているかのようである。本書は、そんな世の流れに真っ向から反抗して、臆面もなく旧き良き人文学の意義を唱えようとするものである。文学部は、より深く反時代的に、その伝統と本分に立ち返ることによってのみ、その使命を果たすことができるからである。
目次 プロローグ 精神の自由は知識ではない;第1章 文脈―テクストと実存をつなぐもの;第2章 近代芸術の出発点―日常を異化する装置;第3章 物象化した世界―経験の「全体性」の喪失;第4章 精神分析学の言語観―文脈の科学;第5章 批評―伝統への挑戦と覚醒;第6章 作品批評という営み―観客という共同体の創出;エピローグ ディオゲネス
ISBN(13)、ISBN 978-4-7571-4359-3   4-7571-4359-1
書誌番号 1113938588
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113938588

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 002 一般書 利用可 - 2072195208 iLisvirtual
金沢 公開 Map 002 一般書 利用可 - 2071861565 iLisvirtual