エクス・リブリス --
ショクーフェ・アーザル /著, 堤幸 /訳   -- 白水社 -- 2022.2 -- 20cm -- 273p

資料詳細

タイトル スモモの木の啓示
シリーズ名 エクス・リブリス
著者名等 ショクーフェ・アーザル /著, 堤幸 /訳  
出版 白水社 2022.2
大きさ等 20cm 273p
分類 929.933
注記 原タイトル:THE ENLIGHTENMENT OF THE GREENGAGE TREE
著者紹介 【ショクーフェ・アーザル】1972年イラン生まれ。イランでジャーナリストとして活躍し、『ペルシア文学百科事典』の編著、シルクロードの踏破本などを発表していたが、2011年に政治難民としてオーストラリアに移住。創作はペルシア語で行っており、小説デビュー作の本書も元々はペルシア語で書かれた。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 1988年8月18日午後2時35分に、村を見下ろす丘にあるいちばん背の高いスモモの木の上で母さんは啓示を受けた。それと同じ瞬間、兄さんは絞首刑になった。イラン・イスラム革命に翻弄される一家の姿を13歳の少女バハールの目を通して描いた作品。
要旨 1988年8月18日午後2時35分に、村を見下ろす丘にあるいちばん背の高いスモモの木の上で母さんは啓示を受けた。まさにそれと同じ瞬間、兄さんのソフラーブは絞首刑になった。それを遡ること9年、イスラーム革命の最中に、テヘランで幸せに暮らしていた私たち一家は熱狂した革命支持者たちによって家に火を放たれ、かけがえのないものを失った。私たちは道なき道を分け入り、ようやく外界から隔絶された村ラーザーンにたどり着く。そこは奇しくも1400年前、アラブ人の来襲から逃れたゾロアスター教徒が隠れ住んだ土地だった。静かな暮らしを取り戻したと思ったのもつかの間、ラーザーンにも革命の波が押し寄せる。ある日ソフラーブが連行されると、母さんのロザー、父さんのフーシャング、姉さんのビーターの身にも次々に試練が降りかかる…。13歳の末娘バハールの目を通して、イスラーム革命に翻弄される一家の姿が、時に生々しく、時に幻想的に描かれる。『千一夜物語』的な挿話、死者や幽鬼との交わり、SNSなどの現代世界が融合した魔術的リアリズムの傑作長篇。国際ブッカー賞、全米図書賞最終候補作品。
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-09071-8   4-560-09071-8
書誌番号 1113939995

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 929.9 一般書 利用可 - 2071891901 iLisvirtual
山内 公開 Map 929.9 一般書 利用可 - 2072172542 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 929.9 一般書 利用可 - 2073421376 iLisvirtual