アニメーターの経験史 --
永田大輔 /著, 松永伸太朗 /著   -- 晃洋書房 -- 2022.1 -- 22cm -- 217p

資料詳細

タイトル 産業変動の労働社会学
副書名 アニメーターの経験史
著者名等 永田大輔 /著, 松永伸太朗 /著  
出版 晃洋書房 2022.1
大きさ等 22cm 217p
分類 778.77
件名 アニメーター , 産業社会学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【永田大輔】1985年生まれ。明星大学・二松学舎大学・日本大学・日本体育大学等非常勤講師。専門は文化社会学・メディア史・映像文化論。編著に『アニメの社会学─アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論』(ナカニシヤ出版・松永との共編)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:アニメ産業における変動と「生活者」としてのアニメーター. アニメ産業の概要. アニメ産業の変容史. 文化産業・コンテンツ産業におけるアニメーターとそれを見る視点. フリーランサーの経験史. 多様な表現を可能にする制作者の労働規範の変容. アニメ制作者にとって「実力」とは何か. フリーランスとして「キャリア」を積む. デジタル化の経験とマネジメント. ベテランアニメーターの技術への理解と「キャリア」. アニメ産業における労働者の定着志向とその構造的条件. アニメーターとして働き続けること
内容紹介 フリーランスであるアニメーターは、いかにして変わり続ける産業の中で仕事を続けることが可能になっているのか?その条件を再考することでフリーランスと就業継続の問題を複合的に捉え、現代の労働を見通す視座を提示する。
要旨 アニメ産業は受注産業であり、その不安定な構造の中でも、長らく常時の生産ラインを抱えることなくフリーランスを中心として労働力を満たしてきた。だが、アニメ産業は同時に熟練した労働者が必要な労働集約的な産業でもある。そうした産業が継続されるには、労働者が長期にわたって「働き続けたい」と思う必要がある。一見すると不安定な状況下で就業継続しているアニメーターの「当事者の論理」に注目することで、フリーランスのキャリアを社会学的に捉える意義と可能性を提示する。
目次 アニメ産業における変動と「生活者」としてのアニメーター―産業変動のなかのフリーランサー;第1部 理論・方法編(アニメ産業の概要―既存調査から見る労働現場;アニメ産業の変容史―「ポスト・フォーディズム」化するアニメ産業;文化産業・コンテンツ産業におけるアニメーターとそれを見る視点―ネットワーク型組織の中で働き続ける労働者;フリーランサーの経験史―産業変動におけるキャリアの社会学的記述);第2部 1980年代の産業変動と経験史(多様な表現を可能にする制作者の労働規範の変容―アニメブームにおける「同世代ネットワーク」の形成過程;アニメ制作者にとって「実力」とは何か―「浮動する規範」と準拠集団;フリーランスとして「キャリア」を積む―アニメーターの専門性と二つの職業観);第3部 2000年代以降の変化と産業の維持(デジタル化の経験とマネジメント―アニメ産業における「表現」と「管理」の関係に着目して;ベテランアニメーターの技術への理解と「キャリア」―熟練・準拠集団・産業変動;アニメ産業における労働者の定着志向とその構造的条件―ネットワーク型組織におけるインフォーマルなコミュニティに着目して);アニメーターとして働き続けること―フリーランスとしての「キャリア」を考えるために
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-3555-3   4-7710-3555-5
書誌番号 1113940309

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