1950年代台湾の反共と恋愛 --
張文菁 /著   -- 法政大学出版局 -- 2022.2 -- 22cm -- 279,6p

資料詳細

タイトル 通俗小説からみる文学史
副書名 1950年代台湾の反共と恋愛
著者名等 張文菁 /著  
出版 法政大学出版局 2022.2
大きさ等 22cm 279,6p
分類 920.27
件名 台湾小説-歴史-1945~ , 反共産主義運動-歴史 , 恋愛-文学上
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1970年台湾台南市生れ。慶應義塾大学哲学系卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻修士課程、早稲田大学大学院文学研究科中国語・中国文学専攻課程修了。博士(文学・論文)。現在、愛知県立大学外国語学部准教授。専門は中国語圏通俗小説、台湾文学、中国近代文学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:台湾文学史における一九五〇年代. 戦後初期の文化状況. 禁書政策と中国語図書市場の形成. 戦後初期の言語転換と台湾人読者. 新聞「副刊」と通俗小説の勃興. 一九五〇年代初期における文化政策と雑誌の発展. 反共文壇の分化と通俗図書市場の成立. 通俗恋愛小説がジャンルとして確立するまで. 通俗出版が彩った一九五〇年代の台湾文学
内容紹介 日本の植民地統治が終わり、「国語」を失った台湾。国民党政権から反共文芸を推奨されるなか、巷の貸本屋で読まれたものは何であったか。文壇から追放された商業出版のしたたかな戦略と共に、恋愛小説がジャンルとして認知される過程を描き出す。
要旨 日本の植民地統治から解放後、台湾の人びとは新たな言語で何を読んだのか。従来の文学史をエンターテインメントの視点から捉えなおし、政策、市場、メディアなど多角的に分析する。
目次 序章 台湾文学史における一九五〇年代;第1章 戦後初期の文化状況;第2章 禁書政策と中国語図書市場の形成;第3章 戦後初期の言語転換と台湾人読者;第4章 新聞「副刊」と通俗小説の勃興;第5章 一九五〇年代初期における文化政策と雑誌の発展;第6章 反共文壇の分化と通俗図書市場の成立;第7章 通俗恋愛小説がジャンルとして確立するまで;終章 通俗出版が彩った一九五〇年代の台湾文学
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-49520-5   4-588-49520-8
書誌番号 1113940789
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113940789

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