「地下鉄サリン事件」以降のメタファー物語論 --
芳川泰久 /著   -- 幻戯書房 -- 2022.2 -- 20cm -- 222p

資料詳細

タイトル 村上春樹とフィクショナルなもの
副書名 「地下鉄サリン事件」以降のメタファー物語論
著者名等 芳川泰久 /著  
出版 幻戯書房 2022.2
大きさ等 20cm 222p
分類 910.268
個人件名 村上 春樹(1949-)
著者紹介 1951年、埼玉県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、同大学教授(フランス文学、文芸批評)。主な著書に、『闘う小説家 バルザック』(せりか書房)など。主な訳書にクロード・シモン『農耕詩』(白水社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 地下鉄サリン事件を起こした麻原彰晃へ、小説家としての「負い目」を感じる村上春樹…。どのようにこれを払拭するのか?『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』をメタファー物語論で読み解き、村上春樹の新たな挑戦と試みを差し出す論考。
要旨 地下鉄サリン事件を起こした麻原彰晃へ、小説家としての「負い目」を感じる村上春樹―『アンダーグラウンド』以降、どのようにこれを払拭するのか?『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』をメタファー物語論で読み解き、村上春樹の新たな挑戦と試みを差し出す画期的な論考。
目次 第1章 アクチュアルかフィクショナルか―大江健三郎の批判がもたらしたもの;第2章 小説家の負い目―麻原彰晃に負けた村上春樹;第3章 メタファー・ゲームとしての物語;第4章 華やぐメタファー―『海辺のカフカ』を読む1;第5章 量子論的な不可能性をどう回避するか―『海辺のカフカ』を読む2;第6章 1Q84年あるいは月が二つ浮かぶ世界―『1Q84』を読む1;第7章 メタファーと物語のモーメント―『1Q84』を読む2;第8章 二つの障害「騎士団長」の出現と「秋川まりえ」の失踪―『騎士団長殺し』を読む1;第9章 消滅と出現のメタファー・ゲーム―『騎士団長殺し』を読む2;第10章 記号操作からメタファー構造へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-86488-241-5   4-86488-241-X
書誌番号 1113941273

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