言語空間の読み方 -- 知の新書 -- literature
山﨑正純 /〔著〕   -- 文化科学高等研究院出版局 -- 2022.1 -- 18cm -- 191p

資料詳細

タイトル 現代日本文学の考古学(アルケオロジー)
副書名 言語空間の読み方
シリーズ名 知の新書 literature
著者名等 山﨑正純 /〔著〕  
出版 文化科学高等研究院出版局 2022.1
大きさ等 18cm 191p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後
注記 奥付のシリーズ巻次(誤植):G10
著者紹介 1960年生まれ。大阪府立大学教授。九州大学文学部卒。同大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)。「小林秀雄論ノート」等の連載評論、敗戦後文学、戦後在日文学等の論考多数。2007年に「論潮の会」を立ち上げ、機関誌『論潮』を創刊。著書に『転形期の太宰治』(洋々社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:漱石の水脈. 堀田善衛の詩文. 原民喜「夏の花」. 村上春樹「レキシントンの幽霊」. 津島佑子『半減期を祝って』. 柳美里『JR上野駅公園口』
内容紹介 現代文学の主題の核心には、その時代の思想的臨界点が必ず映し出される。臨界を超え、時代の基軸が揺らぐとき、文学は更新されていく。文学のアルケオロジーは、現代文学の深層にある断絶と連続を探ろうとする試みである。
要旨 漱石晩年の作品「こころ」から柳美里までのいくつかの作品を取り上げ、考古学的に分析。文学の言語空間の内在性に外在的な歴史的現在性を読み解く。文学・思想・歴史を横断する文学研究の冒険。
目次 第1章 漱石の水脈―記憶と忘却の文学論;第2章 堀田善衛の詩文―戦中と戦後の間;第3章 原民喜「夏の花」―灰白色の文学;第4章 村上春樹「レキシントンの幽霊」―甦りの挫折;第5章 津島佑子『半減期を祝って』―記憶のアルケオロジー;第6章 柳美里『JR上野駅公園口』―天皇・ホームレス・浄土真宗
ISBN(13)、ISBN 978-4-910131-25-2   4-910131-25-6
書誌番号 1113941939

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