ポストコロニアル・フェミニズムから問い直す沖縄戦・米軍基地・観光 --
玉城福子 /著   -- 人文書院 -- 2022.2 -- 20cm -- 306p

資料詳細

タイトル 沖縄とセクシュアリティの社会学
副書名 ポストコロニアル・フェミニズムから問い直す沖縄戦・米軍基地・観光
著者名等 玉城福子 /著  
出版 人文書院 2022.2
大きさ等 20cm 306p
分類 367.2199
件名 女性問題-沖縄県-歴史 , 植民地主義 , 性犯罪-沖縄県-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1985年那覇市生まれ。日本学術振興会特別研究員PD(沖縄国際大学)。特定非営利活動法人社会理論・動態研究所研究員。2015年大阪大学大学院人間科学研究科単位修得退学、16年博士号(人間科学)取得。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序論. ポストコロニアル・フェミニズムから再考する沖縄研究. 日本における沖縄に対する植民地主義. 沖縄戦の被害者をめぐる共感共苦の境界線. 沖縄県平和祈念資料館展示改ざん事件再考. 在沖米軍基地をめぐる攻防. 歓楽街環境浄化運動再考. ポストコロニアル・フェミニズムの射程
内容紹介 沖縄における性暴力や性売買の問題は、フェミニズムの観点から様々に論じられてきた。しかし植民地主義と性差別主義が深く結びついており、それだけでは不十分である。ポストコロニアル・フェミニズムの手法を社会学に導入し、女性を取り巻く言説を問い直す。
要旨 戦後沖縄における性暴力や性売買をめぐる問題は、これまでフェミニズムの観点から様々に論じられてきた。しかし、広大な米軍基地を抱え、アメリカや日本との複雑な権力関係にさらされるこの地の問題を考えるためには、それだけでは不十分である。植民地主義と性差別主義が深く結びついているからだ。不可視化されてきたこの問題を分析するため、ポストコロニアル・フェミニズムの手法を本格的に社会学に導入し、女性を取り巻く言説を問い直す、刺激に満ちた気鋭の力作。
目次 第1部 問題構成と視角(序論;ポストコロニアル・フェミニズムから再考する沖縄研究);第2部 沖縄戦と戦後史の歴史表象におけるセクシュアリティ(日本における沖縄に対する植民地主義―日本軍性奴隷制度を裁く女性国際戦犯法廷後の議論を手がかりに;沖縄戦の被害者をめぐる共感共苦の境界線―自治体史誌における「慰安婦」と「慰安所」の記述に着目して;沖縄県平和祈念資料館展示改ざん事件再考―「慰安所」とAサインバーの展示に着目して);第3部 継続するセクシュアリティの利用と排除(在沖米軍基地をめぐる攻防―性暴力をめぐる表象に着目して;歓楽街環境浄化運動再考―排除される売春女性);終章 ポストコロニアル・フェミニズムの射程
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-24145-5   4-409-24145-1
書誌番号 1113942301
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113942301

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