研究叢書 --
中部日本・日本語学研究会 /編   -- 和泉書院 -- 2022.1 -- 22cm -- 520p

資料詳細

タイトル 中部日本・日本語学研究論集
シリーズ名 研究叢書
著者名等 中部日本・日本語学研究会 /編  
出版 和泉書院 2022.1
大きさ等 22cm 520p
分類 810.4
件名 国語学
内容 内容:引用されたコトバの表意性の換喩的拡張 藤田保幸著. モノダとコトダによる名詞述語文 丹羽哲也著. 間接疑問節と結びつく述語について 江口正著. 近代におけるサセテモラウの発達 山口響史著. 江戸語・東京語における逆接の接続詞 宮内佐夜香著. 近世前期条件表現史における順接と逆接の非対称性について 矢島正浩著. 意志・推量形式の従属節への取り込み 北﨑勇帆著. 主格助詞「が」の拡大と準体法の衰退 金銀珠著. 日本語文語文法現象十進分類番号表の試み 小田勝著. 宜蘭クレオールの「自然環境語彙」について 真田信治著. 男鹿半島の風の語彙 久木田恵著. 四国地方におけるラ抜き言葉の方言分布と解釈 三宅俊浩著. 鹿児島方言史における準体助詞の発達 久保薗愛著. 二葉亭四迷訳『あひゞき』における「難しい漢語」 揚妻祐樹著. 啓蒙書の外国語のカタカナ表記の扱い 木村一著. 『日葡辞書』におけるオノマトペの捉え方 深津周太著. 「バレト写本」におけるアセント符号について 千葉軒士著. 『今昔物語集』における語彙の文体差 田中牧郎著. 語の頻度列からみた古典作品の計量的分析 山崎誠著. 『土佐日記』の「よるあるき」 橋本行洋著. 『一読三嘆当世書生気質』の本文校訂と言語変化の問題 木村義之著. 近世前期開版倭玉篇の諸本に就いて 鈴木功眞著. 同一場面記事の比較を通してみた古記録の文体 後藤英次著. 平安鎌倉時代における「こひねがふ」の意味用法と位相 山本真吾著. 仁都波迦点の創始と展開 宇都宮啓吾著 ほか1編
要旨 日本語研究の最新の研究動向を映し出す。急逝された藤田保幸氏創設・運営による中部日本・日本語学研究会の30年に及ぶ活動を記念する論文集である。故藤田氏の「言語がどう実現し、それはなぜそうあるのか」を徹底的に追究する姿勢に共鳴する研究者が、「今、何が面白いか」を論にし、世に問う。通時的、また共時的観点からの、文法、文体、語彙、表記、方言に資料と広範に及ぶ研究成果全26篇を収め、会の活動記録を付す。
目次 第1部(引用されたコトバの表意性の換喩的拡張;モノダとコトダによる名詞述語文―発話、思考・感情を表す名詞の場合 ほか);第2部(近代におけるサセテモラウの発達―サ入れ言葉の出現と意志用法の伸長;江戸語・東京語における逆接の接続詞―形式の推移と用法 ほか);第3部(宜蘭クレオールの「自然環境語彙」について;男鹿半島の風の語彙 ほか);第4部(二葉亭四迷訳『あひゞき』における「難しい漢語」;啓蒙書の外国語のカタカナ表記の扱い―『西国立志編』の割注を資料として ほか);第5部(中古語における引用句「…と」の特殊用法;仁都波迦点の創始と展開―憐昭から皇慶門流へ ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-1024-8   4-7576-1024-6
書誌番号 1113942582
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113942582

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 Map 810.4 一般書 利用可 - 2073026299 iLisvirtual