ヨーロッパ人の人種思想から見た「日本人」の発見 --
ロテム・コーネル /著, 滝川義人 /訳   -- 明石書店 -- 2022.1 -- 22cm -- 774p

資料詳細

タイトル 白から黄色へ
副書名 ヨーロッパ人の人種思想から見た「日本人」の発見 1300年~1735年
著者名等 ロテム・コーネル /著, 滝川義人 /訳  
出版 明石書店 2022.1
大きさ等 22cm 774p
分類 316.83
件名 人種差別-ヨーロッパ-歴史-中世 , 日本人
注記 原タイトル:FROM WHITE TO YELLOW
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ロテム・コーネル】1960年7月、イスラエルのミフモレット生まれ。ハイファ大学アジア学科正教授。専門は日本近代史。エルサレムのヘブライ大学で東アジア学と心理学を専攻。ベルリン自由大学で1年、筑波大学で6年の研究の後、博士号を取得。1998年ハイファ大学で教職に就き、2004年に教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 “黄色人種”という概念の登場に至ったイメージと受け止め方の変容を扱う本。東アジア全般そして特に日本に関する論議を通して、前近代及び近世のヨーロッパで人種主義がいかに展開してきたかを検討し、現代人種思想の起源と発想の動機に新しい光を当てる。
要旨 黄色人種は、ヨーロッパ人の創作である。白と黒を上下にして、その中間を占める地位に置いたのである。(中略)本書は、“黄色人種”という概念の登場に至ったイメージと受け止め方の変容を扱う。東アジア全般そして特に日本に関する論議を通して、前近代及び近世のヨーロッパで人種主義がいかに展開してきたかを検討する。本論は、ヨーロッパが日本人そして二義的には中国人との出会いをきっかけとして起きた論議のケーススタディであり、現代人種思想の起源だけでなく、その発想の動機について、新しい光を当てる。(本書より)
目次 第1局面 推測段階―出会い以前の日本に関する知識(一三〇〇年‐一五四三年)(ジパングの浮上とその先駆的民族誌;大航海時代の幕開けと“ジパング”);第2局面 観察―初期の出会いと論議の始まり(一五四三年‐一六四〇年)(日本人に関する初期の観察;当代のヒエラルキーにおける日本人の位置;新人類秩序の鏡像;観察局面期の“人種”とその認識上の限界);第3局面 再検討―議論の到達点(一六四〇年‐一七三五年)(日本人の体型と起源に関するオランダの再評価;力、地位そして世界秩序における日本人の位置;新しい分類学を求めて―植物、医術そして日本人;“人種”と「再検討段階」における認識上の限界);むすび―近世ヨーロッパにおける人種論議と日本人のケース
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-5294-7   4-7503-5294-2
書誌番号 1113943227

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 316.8 一般書 利用可 - 2072175878 iLisvirtual
港北 公開 Map 316 一般書 利用可 - 2071922130 iLisvirtual