規範と逸脱 --
小浜正子 /編, 板橋暁子 /編   -- 京都大学学術出版会 -- 2022.2 -- 22cm -- 396p

資料詳細

タイトル 東アジアの家族とセクシュアリティ
副書名 規範と逸脱
著者名等 小浜正子 /編, 板橋暁子 /編  
出版 京都大学学術出版会 2022.2
大きさ等 22cm 396p
分類 367.22
件名 ジェンダー-アジア(東部) , 家族-中国-歴史
注記 索引あり
著者紹介 【小浜正子】日本大学文理学部教授。(公財)東洋文庫研究員。専門は中国近現代史、中国ジェンダー史。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科単位修得退学、博士(人文科学)。主な著作に、『一人っ子政策と中国社会』(京都大学学術出版会、2020年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:東アジアの家族とセクシュアリティの歴史 小浜正子著. 冷戦体制と軍事化されたマスキュリニティ 福永玄弥著. 中国における包括的性教育の推進と反動 郭立夫著. 中国のフェミニズムとセックスワーカー運動 遠山日出也著. 台湾LGBT文学の現在 白水紀子著. 中国における生殖補助医療規制に見る排除と包摂 姚毅著. アジアにおける代理出産ツーリズム 日比野由利著. 敦煌書儀はかく語る 下倉渉著. 近世中国における生命発生論 佐々木愛著. 魏晋南北朝時代の「以妾爲妻」「以妻爲妾」について 板橋暁子著. 清代の地方志における同姓通婚と同姓不婚 五味知子著. 人民共和国建国初期の大衆運動と主婦 泉谷陽子著
要旨 セクシュアルマイノリティやフェミニズム運動の活発化とバックラッシュ…東アジア各地にみられる状況をどう捉えればよいのか?姿を変えたジェンダー規範のなかで排除され消費されるセクシュアリティの問題の根幹はどこか?歴史との交錯から見えてくる東アジアの規範と逸脱。
目次 総論 東アジアの家族とセクシュアリティの歴史;1 セクシュアリティ(冷戦体制と軍事化されたマスキュリニティ―台湾と韓国の徴兵制を事例に;中国における包括的性教育の推進と反動―『生命を大切に:小学生性健康教育読本』を事例に;中国のフェミニズムとセックスワーカー運動―2000年以降、両者の連帯に至るまで;台湾LGBT文学の現在―「新しいホモノーマティビティ」への対抗;中国における生殖補助医療規制に見る排除と包摂―代理出産をめぐる議論を中心に;アジアにおける代理出産ツーリズム―拡大から廃止、そして法制度化へ);2 家族(敦煌書儀はかく語る―婚礼史上の“唐宋変革”;近世中国における生命発生論―母子間の継承関係と父系制;魏晋南北朝時代の「以妾爲妻」「以妻爲妾」について;清代の地方志における同姓通婚と同姓不婚;人民共和国建国初期の大衆運動と主婦―上海市家庭婦連を中心に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0388-4   4-8140-0388-9
書誌番号 1113945235

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 367.2/ヒ 一般書 利用可 - 2072965216 iLisvirtual