百年越しの闘争史 -- 世界人権問題叢書 --
アイラ・バーリン /著, 落合明子 /訳, 白川恵子 /訳   -- 明石書店 -- 2022.2 -- 20cm -- 261p

資料詳細

タイトル アメリカの奴隷解放と黒人
副書名 百年越しの闘争史
シリーズ名 世界人権問題叢書
著者名等 アイラ・バーリン /著, 落合明子 /訳, 白川恵子 /訳  
出版 明石書店 2022.2
大きさ等 20cm 261p
分類 316.853
件名 黒人-アメリカ合衆国-歴史 , 奴隷-アメリカ合衆国-歴史
注記 原タイトル:THE LONG EMANCIPATION
注記 索引あり
著者紹介 【アイラ・バーリン】1941-2018。Ph.D.。1974年以来、メリーランド大学で歴史学の研究・教育に40年あまりにわたって従事。2004年よりアメリカ芸術科学アカデミー会員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 19世紀半ばのアメリカにおいては奴隷制が白人を主導に発展した陰で、黒人社会の内部から奴隷制廃止の動きが拡大していた。奴隷制はリンカーンのような白人指導者から廃止されたのではなく、黒人一人ひとりの手によって崩壊したことを裏付けていく。
要旨 『アメリカの奴隷解放と黒人』は、歴史を理解する上でもっとも近づき難いとされる学術の立場から、奴隷制の終焉とそれが暗示することについて、継続中の議論を再考するものである。…本書は、永遠に続くかのように思われる論争、すなわち社会の頂点に立つ者が法に基づいて行使した権力の所産として歴史を理解すべきか、それとも社会の底辺から民衆が起こした運動の所産として歴史を理解すべきかという二元論の陥穽から脱する試みでもある。『アメリカの奴隷解放と黒人』が強調するのは、自由の到来は一瞬にしてなし得た訳ではないし、ひとりの人間の行ないによるものでもなく、多くの人々が携わったプロセス(アメリカの場合は一世紀近くも要したプロセス)を通じて実現したという点である。つまり、奴隷制の崩壊はひとつの宣言というよりも運動であり、ひとつの出来事というよりも多くの人々の人間ドラマが刻まれた複雑な歴史なのである。(「序章」より)
目次 序章 誰が奴隷制を廃止したのか;第1章 奴隷制廃止までの一〇〇年;第2章 平等の音を響き渡らす;第3章 流血の闘いは続く;終章 ついに自由を得る
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-5326-5   4-7503-5326-4
書誌番号 1113945504

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