濱貴子 /著   -- 晃洋書房 -- 2022.2 -- 22cm -- 309,4p

資料詳細

タイトル 職業婦人の歴史社会学
著者名等 濱貴子 /著  
出版 晃洋書房 2022.2
大きさ等 22cm 309,4p
分類 366.38
件名 女性労働者-日本-歴史-大正時代 , 女性労働者-日本-歴史-昭和前期
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1983年 新潟県生まれ。2006年 京都大学教育学部卒業。2013年 京都大学大学院教育学研究科博士後期課程退学。京都大学大学院教育学研究科助教を経て、現在、富山県立大学工学部教養教育センター講師・京都大学博士(教育学)。専攻 教育社会学・歴史社会学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:職業婦人研究の課題と方法. 国勢調査からみる「職業婦人」. 東京の職業婦人調査における「職業婦人」. 学歴と「職業婦人」. 婦人雑誌のなかの「職業婦人」. 『婦人公論』における職業婦人イメージの形成と変容. 『主婦之友』における職業婦人イメージの形成と変容. 『婦人倶楽部』における職業婦人イメージの形成と変容. 『読売新聞』「悩める女性へ」における「職業婦人」の悩み. 「職業婦人」と「良妻賢母」
内容紹介 職業婦人と呼ばれた女性たちの実態に関する実証的アプローチと、婦人雑誌等をもとにした社会構築主義的アプローチにより、中流女性と職業をめぐるジェンダー秩序の形成と変容のプロセスを、歴史社会学的な視座から明らかにする。
要旨 戦前期に、企業・公官庁・学校・病院・百貨店などで働く女性―当時彼女らは「職業婦人」と呼ばれた―を対象に、その実態に関する計量分析を通じた実証的アプローチと、婦人雑誌(『婦人公論』『主婦之友』『婦人倶楽部』)等をもとにした職業婦人イメージに関する言説分析を通じた社会構築主義的アプローチにより、中流女性と職業をめぐるジェンダー秩序の形成と変容のプロセスを、歴史社会学的な視座から明らかにする。
目次 職業婦人研究の課題と方法;第1部 戦前期社会統計調査における職業婦人の状況(国勢調査からみる「職業婦人」;東京の職業婦人調査における「職業婦人」;学歴と「職業婦人」);第2部 職業婦人イメージの形成と変容(婦人雑誌のなかの「職業婦人」;『婦人公論』における職業婦人イメージの形成と変容―「教養女性」と「職業婦人」の出会い;『主婦之友』における職業婦人イメージの形成と変容―「職業婦人」と「主婦」の接続;『婦人倶楽部』における職業婦人イメージの形成と変容―「名流婦人」と「職業婦人」の分離;『読売新聞』「悩める女性へ」における「職業婦人」の悩み);「職業婦人」と「良妻賢母」
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-3565-2   4-7710-3565-2
書誌番号 1113947714

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