仲間絢 /著   -- 三元社 -- 2022.2 -- 22cm -- 178,47p

資料詳細

タイトル 『雅歌』の花嫁神秘主義とバンベルク大聖堂彫刻群
著者名等 仲間絢 /著  
出版 三元社 2022.2
大きさ等 22cm 178,47p
分類 712.34
件名 彫刻-ドイツ-歴史-中世 , カテドラル , 雅歌
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1982年、ベルリン生まれ。東京外国語大学外国語学部ドイツ語専攻卒。京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻博士後期課程修了、博士(人間・環境学)。日本学術振興会特別研究員(PD、東京藝術大学)を経て、現在、ハーバード大学美術史・建築史学科リサーチ・アソシエイト。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 西洋中世彫刻の代表作、ドイツ・ゴシックの頂点をなすバンベルク大聖堂彫刻群。本書は、“聖母マリア像”を中心にすえ、旧約聖書『雅歌』註解の真髄である「花嫁神秘主義」を根幹として検証することで、この著名な作品群をめぐる長い研究史に新たな説を書き加える。様式史のみならず、同時代の聖書解釈や受容、教会と宮廷文化の関係性、歴史的・政治的背景などから、聖堂全体に重層的に織り込まれた一連の壮大なイメージ・プログラムを読み解いていく。
目次 第1章 バンベルク大聖堂彫刻群成立の歴史的背景(大聖堂の建立と再建―聖母マリア崇敬との関連において;ドイツ・ゴシックの女性像としての“聖母マリア像”の様式的考察);第2章 愛の思想と『雅歌』の花嫁神秘主義(『雅歌』註解と花嫁神秘主義;キリスト教美術の中の『雅歌』 ほか);第3章 バンベルク大聖堂扉口彫刻群(「君侯の門」;「慈悲の門」 ほか);第4章 バンベルク大聖堂聖ゲオルギウス東内陣北障壁彫刻群(1)―花嫁としての聖母マリアの戴冠(受胎告知;「聖母戴冠」のプログラム ほか);第5章 バンベルク大聖堂聖ゲオルギウス東内陣北障壁彫刻群(2)―花婿としての神聖君主の騎手キリスト(聖なる騎馬像と花嫁神秘主義;“騎馬像”とビザンティンの神聖皇帝の表象―図像的要因 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-88303-542-7   4-88303-542-5
書誌番号 1113948151
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113948151

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 712.3 一般書 利用可 - 2072157098 iLisvirtual