文化化と享楽の衰退港湾都市再生 --
鳥海基樹 /著   -- 美学出版 -- 2022.2 -- 21cm -- 419,55p

資料詳細

タイトル マルセイユ・ユーロメディテラネ
副書名 文化化と享楽の衰退港湾都市再生
著者名等 鳥海基樹 /著  
出版 美学出版 2022.2
大きさ等 21cm 419,55p
分類 518.8
件名 都市再開発-フランス-マルセイユ-歴史
注記 欧文タイトル:Marseille Euromediterranee
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 東京都立大学建築学科教授。1969年生まれ。2001年フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)博士課程修了。Docteur(Eudes urbaines)。著書に『ワインスケープ――味覚を超える価値の創造』(水曜社/2020年日本建築学会著作賞)等がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 暗黒都市と呼ばれた、マルセイユで立ち上がった国家的都市再生プロジェクト・欧州地中海覇権都市建設構想。崖っぷち都市を救ったのは、文化と享楽の都市計画だった。都市間競争に疲れたパリやロンドンが逆説的に注目する4半世紀の街づくりの物語。
要旨 フランス地中海側の筆頭港湾都市・マルセイユ。バルセロナやジェノヴァに遅れを取り荒廃顕著であったこの都市に、国家が能吏を送り込み、立案したのがユーロメディテラネ構想である。それはディズニーポートやマックウォーターフロントと呼ばれた北米型の港湾再生や、ロンドン・ドックランド型の新都心形成を目指さず、主軸としたのは文化である。ビルバオを追ってハイ・カルチャーに背伸びせず、大道芸やラグビー、はたまたスケボーすらも含む海洋都市らしいバザール文化が花開く。マルセイユは、都市計画の文化化や享楽の活用により、雇用改善、観光開発、地方創生、広域連携、そして何より社会的包摂にチャレンジするのだ。南仏らしく緩く、ワイルドで、楽天的な街づくりに挑んだ4半世紀の物語。
目次 第1編 リュック・ベッソン、ジネディーヌ・ジダン、ユーロメディテラネ;第2編 唯我独尊の時代;第3編 ライヴァルとユーロメッド構想;第4編 廃屋の文化(化)史;第5編 イルカとマルセイユ病;第6編 ダイナマイトとジェントリフィケーション;第7編 国家と文化への跳躍;第8編 人生をもっと美しく
ISBN(13)、ISBN 978-4-902078-71-8   4-902078-71-6
書誌番号 1113948300

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