自然主義文学の生態学 --
永井聖剛 /著   -- 春風社 -- 2022.1 -- 20cm -- 363,6p

資料詳細

タイトル 自然と人生とのあいだ
副書名 自然主義文学の生態学
著者名等 永井聖剛 /著  
出版 春風社 2022.1
大きさ等 20cm 363,6p
分類 910.26
件名 日本文学-歴史-明治以後 , 自然主義(文学)
注記 索引あり
著者紹介 1968年、静岡県生まれ。横浜市立大学文理学部卒業。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。愛知淑徳大学創造表現学部教授。専門は日本近代文学。主な著書に『自然主義のレトリック』(2008年、双文社出版)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:思想としての〈自然〉. 自然としての人生. 田舎教師の復讐. 初期『中学世界』における〈文学〉の再編成. 「文章=世界」を生きる中学生たち. 〈自然〉のインターテクスチュアリティ. 精神主義は自然主義である. 修養と自然. Kとは誰のことか. 自然のコンポジション. 〈自然主義〉の現在と未来
内容紹介 〈自然〉とは、実体としての「自然」ではなく、自他の境界をいったん無化し、再編成する…類化を促す機縁あるいは環境であり、またその手段でもある。「日本自然主義文学」を〈「自然」をめぐる近代思想〉という新たな視点から読みかえる1冊。
要旨 自然のうちに人生を見、人生のうちに自然を見る。「日本自然主義文学」と“「自然」をめぐる近代思想”という新たな視点から読みかえる。“自然”とは、実体としての「自然」ではなく、自他の境界をいったん無化し、再編成する―類化を促す機録あるいは環境であり、またその手段でもある。
目次 序章 思想としての“自然”;第1章 自然としての人生―徳冨蘆花『自然と人生』と無常観の近代;第2章 田舎教師の復讐―田山花袋『田舎教師』における自己肯定の方法;第3章 初期『中学世界』における“文学”の再編成―「中学=世界」への参与と逸脱;第4章 「文章=世界」を生きる中学生たち―『中学世界』から『文章世界』への移行;第5章 “自然”のインターテクスチュアリティ―田山花袋はニーチェをどう読んだか;第6章 精神主義は自然主義である―清沢満之と田山花袋、あるいは他力思想としての自然主義;第7章 修養と自然―青年の変容と中年の誕生;第8章 Kとは誰のことか―KとT、あるいは独歩と花袋;第9章 自然のコンポジション―田山花袋『時は過ぎゆく』の構図と構成;終章 “自然主義”の現在と未来
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-790-0   4-86110-790-3
書誌番号 1113949165

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