物語における話法と構造を考える --
阿部宏 /編   -- ひつじ書房 -- 2022.2 -- 22cm -- 377p

資料詳細

タイトル 語りと主観性
副書名 物語における話法と構造を考える
著者名等 阿部宏 /編  
出版 ひつじ書房 2022.2
大きさ等 22cm 377p
分類 801.6
件名 文体 , 物語
注記 欧文タイトル:Narrative and Subjectivity
著者紹介 東北大学大学院文学研究科教授。主な著書・論文-『言葉に心の声を聞く-印欧語・ソシュール・主観性』(東北大学出版会、2015)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:単純過去の主観的用法とイストワールの起源 平塚徹著. 自由間接話法、光と影の研究史から 鈴木康志著. ドイツ語の自由間接話法 嶋﨑啓著. 語りの中の匿名の発話行為 阿部宏著. メタファーおよびメトニミーの成立過程における主観的な弁別の解消 川島浩一郎著. The Inheritors〈1955〉における焦点化の問題 小林亜希著. 自由間接話法の周辺 田原いずみ著. 一人称小説における自由間接文体と中動態 赤羽研三著. レチフ・ド・ラ・ブルトンヌにおける一人称の語りの多層性とその変遷 石田雄樹著. プルーストにおける自由間接話法と分身の声 吉川一義著. フローベールの〈主観的語り〉〈自由間接話法と視点〉の文脈依存性について 松澤和宏著. 自伝的フィクションにおける「私」の多重性 深井陽介著. マンガの主観表現から言語の主観表現を考える 出原健一著. 一人称詞を用いた引用発話に潜む「声」 牧彩花著. 三人称小説における語り手の視点 三瓶裕文著
目次 第1章 話法と構造(単純過去の主観的用法とイストワールの起源;自由間接話法、光と影の研究史から―“Tomorrow was Christmas.”と“I am to blame for everything.”について;ドイツ語の自由間接話法 ほか);第2章 物語と主体(The Inheritors(1955)における焦点化の問題―主観性の揺らぎをめぐって;自由間接話法の周辺―主観化の文脈効果と語りの文から自由間接話法までの連続体;一人称小説における自由間接文体と中動態―モディアノの場合 ほか);第3章 言葉とイメージ(マンガの主観表現から言語の主観表現を考える;一人称詞を用いた引用発話に潜む「声」―日仏対照の観点から;三人称小説における語り手の視点―ドイツ語の“三人称的”語りと日本語の“一人称的”語り)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8234-1105-2   4-8234-1105-6
書誌番号 1113949233
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113949233

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