森林をめぐる鳥と人の環境史 --
亀田佳代子 /著, 前迫ゆり /著, 牧野厚史 /著, 藤井弘章 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2022.3 -- 21cm -- 16,289p

資料詳細

タイトル カワウが森を変える
副書名 森林をめぐる鳥と人の環境史
著者名等 亀田佳代子 /著, 前迫ゆり /著, 牧野厚史 /著, 藤井弘章 /著  
出版 京都大学学術出版会 2022.3
大きさ等 21cm 16,289p
分類 654.8
件名 鳥獣害-日本 , , 森林保護-日本-歴史
注記 索引あり
著者紹介 【亀田佳代子】滋賀県立琵琶湖博物館上席総括学芸員、博士(理学)。専門:鳥類生態学。主著:『保全鳥類学』(分担執筆)京都大学学術出版会、2007など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 漁業に損害を与え森を枯らす害鳥か、良質な肥料を提供し人々に親しまれる益鳥か。日本に広く分布するカワウは、地域や時代によって人との関係性が変わる不思議な鳥である。その背景には地域ごとの歴史があり、地元の人が育んできた自然管理の技術があった。鳥類生態学、森林生態学、歴史民俗学、環境社会学の4視点で、日本ならではの動物と人の未来のあり方を提言する。
目次 1 カワウはなぜ人が利用する森にすむのか―森とカワウと人の関係(鳥の視点 森にすむ水鳥、カワウ;森の視点 カワウがすむ森、オオミズナギドリがすむ森 ほか);2 「昔はカワウはいなかった」―琵琶湖の森とカワウのせめぎ合い(森の視点 琵琶湖が育む照葉樹林―カワウは森をどう変えたのか;鳥の視点 カワウによる竹生島と伊崎の森への影響 ほか);3 カワウの恵みとムラの知恵―知多半島の森とカワウの共存史(鳥の視点 鵜の山の森とカワウの変遷;森の視点 カワウがすむ里山の今―糞採取終焉50年後の森林をたどる ほか);4 カワウと森と人から広がる世界―森とカワウの未来(社会の視点 共存におけるコミュニティの役割;人の視点 民俗知識を現代にどう生かすか ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0379-2   4-8140-0379-X
書誌番号 1113950265
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113950265

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