「利己的人間」の思想史 -- ちくま新書 --
重田園江 /著   -- 筑摩書房 -- 2022.3 -- 18cm -- 317p

資料詳細

タイトル ホモ・エコノミクス
副書名 「利己的人間」の思想史
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 重田園江 /著  
出版 筑摩書房 2022.3
大きさ等 18cm 317p
分類 331.1
件名 経済倫理
注記 文献あり
著者紹介 1968年兵庫県西宮市生まれ。早稲田大学政治経済学部、日本開発銀行を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、明治大学政治経済学部教授。専門は、現代思想・政治思想史。著書に『ミシェル・フーコー――近代を裏から読む』(ちくま新書)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 自分の利益を第一に考えて合理的に行動する主体=「経済人(ホモ・エコノミクス)」。経済学が前提とするこうした人間像はどこで生まれたのか。「自己利益の追求」が当たり前の価値として受け容れられるに至ったからくりを、思想史の視座から解き明かす。
要旨 自分の利益を第一に考えて合理的に行動する主体=「経済人(ホモ・エコノミクス)」―経済学が前提とするこうした人間像はどこで生まれたのか。多くの批判にさらされながらも、それが世界を動かす原動力でありつづけているのはなぜか。「金儲け」が道徳的に蔑まれた古代・中世そして非近代の社会から、近代経済学が確立する「限界革命」の時代をへて、ホモ・エコノミクスが社会の広範な領域に浸透する現代まで。「自己利益の追求」が当たり前の価値として受け容れられるに至ったからくりを、思想史の視座から解き明かす。
目次 第1部 富と徳(金儲けは近代以前にどう受け止められていたか;なぜ人は貧乏人を責めるのか;マンデヴィルとハチスン ほか);第2部 ホモ・エコノミクスの経済学(ホモ・エコノミクスの語源学;イギリス歴史学派と方法論争;メンガーvsシュモラー ほか);第3部 ホモ・エコノミクスの席捲(差別・犯罪・人的資本;「緑の革命」―前提としてのホモ・エコノミクス;ゲーム理論と社会的選択理論、そして行動主義革命 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07464-5   4-480-07464-3
書誌番号 1113950290

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 331.1 一般書 利用可 - 2072156644 iLisvirtual
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戸塚 公開 Map 331 一般書 利用可 - 2072261359 iLisvirtual