排除されたものの考古学 --
木俣元一 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2022.2 -- 22cm -- 515,83p

資料詳細

タイトル ゴシック新論
副書名 排除されたものの考古学
著者名等 木俣元一 /著  
出版 名古屋大学出版会 2022.2
大きさ等 22cm 515,83p
分類 702.04
件名 ゴシック美術
注記 欧文タイトル:Repenser le gothique
注記 索引あり
著者紹介 1957年 浜松市に生まれる。1980年 名古屋大学文学部卒業。1982年 名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程修了。1987年 パリ第1大学博士課程(中世考古学専攻)にて博士号取得。名古屋大学文学部助教授などを経て、現在、名古屋大学大学院人文学研究科教授、博士(文学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:オルタナティヴなゴシック像に向けて. ロマネスクからゴシックへ?. ロマネスクでもゴシックでもないもの. ゴシックとイル=ド=フランス. 人像円柱というロマネスク的伝統. 石材に斜めから取り組む彫刻技法と人像円柱. サン=タルヌー=ア=ニヴリーヌの一二世紀の彫刻. ゴシック建築における円柱と古典主義. コリント式柱頭. ゴシックとマイクロアーキテクチャの問題系. キャノピー・モティーフとその展開. 装飾小円柱の系譜と一二世紀の作例. シャルトル大聖堂「王の扉口」の装飾小円柱. ヨーロッパ北部の装飾小円柱. 複数形で長いゴシック
要旨 美術史・建築史のマスター・ナラティヴに組み込まれている「ゴシック誕生」。しかし、中世ヨーロッパ建築・彫刻の驚くべき多様さはその直線的な語りから排除されてきた。大聖堂を飾る人像円柱やマイクロアーキテクチャなどの豊かな造形に光を当て、時代様式を超えた新たなゴシック像を提示する。
目次 オルタナティヴなゴシック像に向けて―排除から回収へ;第1部 「ゴシック誕生」の問題系―起源創出のレトリックを問う;第2部 ロマネスクとゴシックのあいだ―人像円柱;第3部 「古典主義的」ゴシック;第4部 周縁と細部の考古学(1)―マイクロアーキテクチャ;第5部 周縁と細部の考古学(2)―シャルトル大聖堂「王の扉口」と装飾小円柱;複数形で長いゴシック―ひとつの処方箋として
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1060-3   4-8158-1060-5
書誌番号 1113950391

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