神話叢書 --
木村武史 /編著   -- 晶文社 -- 2022.3 -- 19cm -- 364p

資料詳細

タイトル 性愛と暴力の神話学
シリーズ名 神話叢書
著者名等 木村武史 /編著  
出版 晶文社 2022.3
大きさ等 19cm 364p
分類 164
件名 神話 , 性-文学上 , 暴力-文学上
注記 欧文タイトル:Mythology of Sexual Love and Violence
著者紹介 1962年生まれ。筑波大学人文社会系教授。98年シカゴ大学大学院神学校宗教学専攻修了、Ph.D.専門は宗教学、アメリカ研究。著作に『北米先住民族の宗教と神話の世界』(筑波大学出版会)ほか多数がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:花の名を持つ女 南郷晃子著. 暴虐の巨神と原初夫婦神 斧原孝守著. 手足で待ちかまえる女根たちと征服する男根たち 川村悠人著. ギムポ・ニャクチクの花嫁 石川巌著. インドネシアの神話 内海敦子著. ホルスとセトの争い 深谷雅嗣著. メドゥーサはなぜペルセウスに殺されねばならなかったのか? 松村一男著. グリム兄弟の仕事 横道誠著. 双子の妹を求めるオゴの性愛の罪を贖う供犠と再生による世界創造 木村武史著. ラテンアメリカにおけるエロスと暴力 谷口智子著. ヴァギナ・デンタータとココペリ 木村武史著
内容紹介 神話が人間の本質に関わる物語だとしたら、性愛と暴力ほど人間が人間である所以に深くかかわるテーマはないだろう。古今東西、性愛の喜びと悲しみの詩や暴力や死に立ち向かう英雄譚は人々を魅了し続けている。多くの神話を題材に、情景を明らかにしていく。
要旨 日本における神話研究の最前線を斬新な観点から平易に伝えるシリーズの第一弾!生命エネルギーの奔流が激突するところ、「性愛」と「暴力」が鮮やかに描かれる。暴力の神話については「メドゥーサ」から南米の「インカリ神話」まで性愛の神話については「お菊」譚から「ドゴン神話」まで、互いが重なりあって存在している情景を丹念な調査と研究から明らかにする。
目次 第1章 花の名を持つ女―むごく殺されるお菊、お花をめぐって;第2章 暴虐の巨神と原初夫婦神―中国の古典神話と民間神話の世界から;第3章 手足で待ちかまえる女根たちと征服する男根たち;第4章 ギムポ・ニャクチクの花嫁―古代チベット土着宗教儀礼説話への招待;第5章 インドネシアの神話―秘するべき男女の愛、愛すべきものへの暴力;第6章 『ホルスとセトの争い』―同性愛と暴力;第7章 メドゥーサはなぜペルセウスに殺されねばならなかったのか?;第8章 グリム兄弟の仕事―ゲルマン神話とドイツの昔話の暴力と性愛に関して;第9章 双子の妹を求めるオゴの性愛の罪を贖う供犠と再生による世界創造―マリ、ドゴン神話より;第10章 ラテンアメリカにおけるエロスと暴力―征服のトラウマとしてのインカリ神話と民衆劇;第11章 ヴァギナ・デンタータとココペリ―豊穣・幸福と恐怖・病・暴力
ISBN(13)、ISBN 978-4-7949-7301-6   4-7949-7301-2
書誌番号 1113950769

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