近現代ロシア思想史の批判的再構築に向けて --
貝澤哉 /編, 杉浦秀一 /編, 下里俊行 /編   -- 水声社 -- 2022.3 -- 22cm -- 331p

資料詳細

タイトル 〈超越性〉と〈生〉との接続
副書名 近現代ロシア思想史の批判的再構築に向けて
著者名等 貝澤哉 /編, 杉浦秀一 /編, 下里俊行 /編  
出版 水声社 2022.3
大きさ等 22cm 331p
分類 138
件名 ロシア哲学-歴史 , 社会思想-ロシア-歴史
注記 索引あり
著者紹介 【貝澤哉】1963年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専攻、ロシア文学。主な著書に、『引き裂かれた祝祭 バフチン・ナボコフ・ロシア文化』(論創社、2008)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:デルジャーヴィンの頌詩「神」と啓蒙期のロシア 鳥山祐介著. プーシキンから見たチャアダーエフ 坂庭淳史著. 包摂と排除 望月哲男著. 神化をめざす肉体 下里俊行著. パーヴェル・ノヴゴロツェフと「自然法の復活」 杉浦秀一著. 第一次ロシア革命とロシア正教会試論 兎内勇津流著. ディオニュソスと永遠回帰 北見諭著. ミハイル・バフチンの人格理論における「他者」概念と身体性の問題 貝澤哉著. 量子力学に因果をみる 金山浩司著
内容紹介 西欧哲学とは異なる発展を遂げたロシア思想を、国民・民族・宗教の文化伝統「ロシア的理念」に基づく旧来の内向きの解釈から解放し、同時代の世界の幅広い歴史的コンテクストに位置づけなおすことで、その開かれた真価を提示する。
要旨 超越的理念と具体的生の統合への願い。西欧哲学とは異なる発展を遂げたロシア思想を、“ロシア的理念”―国民・民族・宗教の文化伝統に基づく旧来の内向きの解釈から解放し、同時代の世界の幅広い歴史的コンテクストに位置づけ直すことで、その開かれた真価を提示する。文学、哲学、法哲学、教育思想、教会史、科学史を網羅する、ロシア思想研究の最前線。
目次 1(デルジャーヴィンの頌詩「神」と啓蒙期のロシア―人間の尊厳と神の善性の擁護;プーシキンから見たチャアダーエフ―『エヴゲーニー・オネーギン』における感情の交錯;包摂と排除―『カラマーゾフの兄弟』における教会裁判論と古儀式派のテーマ);2(神化をめざす肉体―一八六〇年代の哲学者・教育学者ユルケーヴィチの思想;パーヴェル・ノヴゴロツェフと「自然法の復活」;第一次ロシア革命とロシア正教会試論―なぜ宗務院体制打破と総主教制復興が提起されたか);3(ディオニュソスと永遠回帰―ヴャチェスラフ・イワーノフの実在概念について;ミハイル・バフチンの人格理論における「他者」概念と身体性の問題―哲学史的コンテクストから見たその特徴;量子力学に因果をみる―一九三〇年代ソ連での議論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0624-9   4-8010-0624-8
書誌番号 1113950830

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