植民地法における「日本国民」の定義 --
加藤絢子 /著   -- 九州大学出版会 -- 2022.3 -- 22cm -- 236p

資料詳細

タイトル 帝国法制秩序と樺太先住民
副書名 植民地法における「日本国民」の定義
著者名等 加藤絢子 /著  
出版 九州大学出版会 2022.3
大きさ等 22cm 236p
分類 329.98
件名 植民地法(日本)-樺太 , 少数民族-樺太
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1983年福岡市生まれ。2012年九州大学大学院比較社会文化研究院博士後期課程単位取得退学。2019年博士(学術、九州大学)、九州大学大学院比較社会文化研究院特別研究者(~現在)。2020年九州国際大学非常勤講師(~現在)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 19世紀半ば以降に日露の国境地域となったサハリン島。第二次大戦までに起きた度重なる国境変動のなか、両国のはざまでアイヌなどの樺太先住民がたどった法的地位の変遷を辿り、近代国家と国民の「紐帯」とは何かを問い直す1冊。
要旨 日露両国のはざまで国境の先住民がたどった法的地位の変遷を探る。アイヌ、ニヴフ、ウイルタ、エヴェンキなど樺太先住民の臣民化過程や、彼らへの法適用の実態から、近代における国家と国民の「紐帯」とは何かを問い直す。
目次 序章 植民地研究と法;第1章 日露のサハリン領有と先住民への対人主権;第2章 異法域としての樺太の誕生;第3章 先住民の法的地位の「内地化」過程;第4章 先住民の越境と集住地の形成;第5章 先住民の国籍―無国籍から日本臣民へ;第6章 先住民の引揚げ;第7章 帝国臣民の定義;第8章 先住民の就籍とその法理;終章 樺太における属人法の性質
ISBN(13)、ISBN 978-4-7985-0327-1   4-7985-0327-4
書誌番号 1113951545

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