近藤泰弘 /編, 澤田淳 /編   -- 開拓社 -- 2022.3 -- 22cm -- 434p

資料詳細

タイトル 敬語の文法と語用論
著者名等 近藤泰弘 /編, 澤田淳 /編  
出版 開拓社 2022.3
大きさ等 22cm 434p
分類 815.8
件名 日本語-敬語 , 日本語-語用論 , ポライトネス(言語学)
注記 索引あり
著者紹介 【近藤泰弘】青山学院大学教授。専門は文法理論、日本語史、コーパス言語学。主要業績:『日本語記述文法の理論』(ひつじ書房、2000年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:敬語から見た日本語の種類 近藤泰弘著. 『敬語の指針』についての覚書と,もう一つの敬語分類案 菊地康人著. なぜいま敬語は「5分類」になったのか? 滝浦真人著. 古典敬語の特質と関係規定語の問題 小田勝著. 日本語敬語の運用に関する語用論的研究 澤田淳著. 10世紀末『落窪物語』における下位への対面素材敬語 森山由紀子著. 近世後期洒落本の「受益型」行為指示表現 森勇太著. 昔話談話にみる待遇表現の地域差 日高水穂著. ポライトネスとキャラクター 金水敏著. ポライトネスと膠着語 テキメン・アイシェヌール著. 行為要求表現の形式と意味 井上優著
要旨 現在の敬語研究についての包括的な論集。第1部「敬語の文法‐敬語の理論と分類‐」では、敬語の本質論を広く考える。第2部「敬語の語用論‐敬語運用の歴史と地域差‐」では、敬語史から方言研究に及ぶ敬語運用の実際面について考察する。第3部「敬語とポライトネス‐対人配慮と言語対照‐」では、対人配慮に関する考察、および、他言語との対照研究を行う。現代語の敬語研究から、古典語の敬語研究、さらには、方言や他言語の敬語研究にまで及ぶ内容となっている。
目次 第1部 敬語の文法―敬語の理論と分類(敬語から見た日本語の種類―ダイクシスからの考察;『敬語の指針』についての覚書と、もう一つの敬語分類案;なぜいま敬語は「5分類」になったのか?―日本人の敬語意識に起こっていること;古典敬語の特質と関係規定語の問題);第2部 敬語の語用論―敬語運用の歴史と地域差(日本語敬語の運用に関する語用論的研究―相対敬語の類型化をもとに;10世紀末『落窪物語』における下位への対面素材敬語―発話場面の文脈との関わりから;近世後期洒落本の「受益型」行為指示表現―地域差と現代語との差異;昔話談話にみる待遇表現の地域差);第3部 敬語とポライトネス―対人配慮と言語対照(ポライトネスとキャラクター;ポライトネスと膠着語―日本語とトルコ語をめぐって;行為要求表現の形式と意味―日本語と中国語の場合)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7589-2360-6   4-7589-2360-4
書誌番号 1113952466
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113952466

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