ワリス・ノカン /著, 下村作次郎 /訳   -- 田畑書店 -- 2022.3 -- 20cm -- 298p

資料詳細

タイトル 都市残酷
著者名等 ワリス・ノカン /著, 下村作次郎 /訳  
出版 田畑書店 2022.3
大きさ等 20cm 298p
分類 923.7
著者紹介 【ワリス・ノカン】1961年、台湾台中県和平郷ミフ部落生まれ。台湾省立師範専科学校卒業。花蓮県富里国民小学校はじめ小学校教諭として、さらに、静宜大学などで講師として勤める。1990年代になって、雑誌『猟人文化』の発行や「台湾原住民人文研究センター」の活動に従事する。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:弔い. 最初の狩猟. 長い年月のあとのある夕暮れ. タロコ風雲録. 悲しい一日. 独裁者の涙. 野ゆりの秘密. 女王の蔑視. 失われたジグソーパズル. 死神がいつも影のごとく寄りそう. 奥の手. 中秋の前. 夜の行動. タクシー. 小さなバス停の冬. この、もの悲しい雨. 希洛の一日. 銅像が引きおこした災い. 私の小説「先生の休日」. ムハイス. コウモリと厚唇の愉快な時間. 虹を見たか. タイワンマス. 人と離れてひとり暮らす叛逆者、ビハオ・グラス. 父
内容紹介 台湾の悲しみ、ネイティヴの誇り。原住民の誇らしい魂が、都市化の波に呑まれ悲鳴を上げる台湾の現実。真の台湾を知るには避けて通ることのできない小説集。著者日本版序、作品舞台地図、訳者解説付。
要旨 ワリス・ノカンは、原住民としての覚醒以降、台湾原住民の伝統生活や山地の風景、そして近代文明との衝突、さらに原住民族の受難の歴史について、口述歴史やフィールド調査を通じて、さまざまな角度から作品に描いてきた。本書は「蕃刀」をペンに換えて文化出漁/文化出草し、タイヤルの伝統領域における生活を守り、失われゆくタイヤルの誇りを言祝ぐために書かれた猟人の文学である。
目次 第1部 記憶柔和(弔い;最初の狩猟;長い年月のあとのある夕暮れ;タロコ風雲録;悲しい一日;独裁者の涙;野ゆりの秘密;女王の蔑視;失われたジグソーパズル;死神がいつも影のごとく寄りそう);第2部 都市残酷(奥の手;中秋の前;夜の行動;タクシー;小さなバス停の冬;この、もの悲しい雨;希洛の一日;銅像が引きおこした災い;私の小説「先生の休日」;ムハイス;コウモリと厚唇の愉快な時間);第3部 山野漂泊(虹を見たか;タイワンマス;人と離れてひとり暮らす叛逆者、ビハオ・グラス;父)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8038-0393-8   4-8038-0393-5
書誌番号 1113953812

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