李氏朝鮮最後の王 -- 大日本帝国〈大正期〉 --
李建志 /著   -- 作品社 -- 2022.4 -- 20cm -- 591p

資料詳細

タイトル 李垠 第3巻
副書名 李氏朝鮮最後の王
各巻タイトル 大日本帝国〈大正期〉
著者名等 李建志 /著  
出版 作品社 2022.4
大きさ等 20cm 591p
分類 289.2
個人件名 李 垠(1897-1970)
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 関西学院大学社会学部教授。専門は、比較文学比較文化・朝鮮文学朝鮮文化・表象社会論。1969年東京都生まれ。本籍は韓国済州島。東京大学大学院総合文化研究科中退。韓国延世大学校大学院人文科学研究科国語国文学専攻中退。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 梨本宮方子の日記など第一次史料をもとに、波乱の日韓の歴史の狭間を懸命に生きる知られざる2人の愛の真の姿を明らかにする。第3巻では李垠の陸軍中央幼年学校への入学から、方子との出会いと結婚までを詳細に追う。
要旨 “朝鮮のラストエンペラー”李垠は、大日本帝国陸軍の士官学校に学び、日本皇族・梨本宮方子と結婚。そして、帝国陸軍の将校となるが…。あまり知られていないが、梨本宮方子は、李垠との結婚直前の一年間に綴った「日記」を遺している。これには、まだ十七歳だった方子が李垠を慕う素直な気持ち、ゆれる想いが書き込まれ、二人の婚姻は事実上、“政略結婚”ではなく“恋愛結婚”と呼ぶべきものだったことがわかるのである。本書第3巻では、李垠の陸軍中央幼年学校への入学から、方子との出会いと結婚までを詳細に追った。この間には、大正天皇と李垠の友情が、一時的に引き裂かれながらも、復活する姿が見てとれる。さらに李垠が、帝国陸軍の将校生徒となり、どんな友達との環境の中で生活し、いかなる勉強をし、どのような想いを抱いて陸軍将校へとなっていったかを、史料をもとに描き出した。
目次 序章 「日記」を読む―梨本宮方子女王「日記」と『徳寿宮賛侍室日記』(梨本宮方子女王の「日記」;『徳寿宮賛侍室日記』);第1章 一九一二年、李徳恵翁主誕生―やがて時代は大正へと移る(宮中の「英国式フランス風」化;皇族男子たちの「高貴なものの義務」 ほか);第2章 将校生徒李垠―陸幼本科の生活世界(陸軍特別大演習について―予科を卒業する李垠;大正二年八月、李垠は帰郷する ほか);第3章 帝国陸軍青年将校 李垠―婚約直前の時代(陸軍士官学校に入校するということ;陸軍士官学校での李垠 ほか);結章 李垠の嘉礼(李垠の「縁談」;李垠の結婚と高宗の死 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-889-8   4-86182-889-9
書誌番号 1113955006
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113955006

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