VOILA/IL Y A構文の談話メカニズム -- プリミエ・コレクション --
津田洋子 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2022.3 -- 22cm -- 312p

資料詳細

タイトル フランス語現象文の意味論
副書名 VOILA/IL Y A構文の談話メカニズム
シリーズ名 プリミエ・コレクション
著者名等 津田洋子 /著  
出版 京都大学学術出版会 2022.3
大きさ等 22cm 312p
分類 855.1
件名 フランス語-構文論 , フランス語-意味論
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1964年神戸生まれ。1987年神戸大学教育学部英語科卒業。2007年上智大学外国語学部フランス語学科卒業。2010年京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。2016年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2020年京都大学にて博士(人間・環境学)の学位取得。専攻は、言語学、フランス語学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 「あ、花瓶が倒れる!」のように、話し手がたった今知覚した出来事を表す、日本語学で「現象文」と呼ばれる文を、フランス語では「名詞句+関係節」の文型で表現する。関係節を伴う大きな名詞句でありながら、「倒れる花瓶」ではなく「花瓶が倒れる!」という意味を表す。なぜ、そのような文として理解されるのだろうか。本書では豊富な用例を用いて、私たちがどのように出来事を認知し言語で表現するかを解き明かしていく。
目次 序章;第1章 現象文と指示対象の存在様態(文の意味分類と現象文;指示対象の情報特性 ほか);第2章 フランス語の現象文としての「名詞句+関係節」(断定的性質を持つ存在マーカーやコピュラの機能;発話の場の役割 ほか);第3章 出来事と解釈領域(提示詞“c’est/il y a/voil`a”と“SN qui SV”構文の関係;“c’est”“il y a”と二つの“SN qui SV”構文 ほか);第4章 “il y a”/“voil`a”現象文(先行研究における“il y a”/“voil`a”現象文;“il y a”/“voil`a”現象文の談話機能 ほか);第5章 現象文に含まれる指示対象の存在様態と限定詞の機能(先行研究と問題提起;現象文に含まれる指示対象とトピック ほか);結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0403-4   4-8140-0403-6
書誌番号 1113956830

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