現代日本における〈親密な〉別れ方 --
アリソン・アレクシー /〔著〕, 濱野健 /訳   -- みすず書房 -- 2022.3 -- 20cm -- 361,45p

資料詳細

タイトル 離婚の文化人類学
副書名 現代日本における〈親密な〉別れ方
著者名等 アリソン・アレクシー /〔著〕, 濱野健 /訳  
出版 みすず書房 2022.3
大きさ等 20cm 361,45p
分類 367.4
件名 離婚-日本 , 日本-風俗・習慣
注記 原タイトル:INTIMATE DISCONNECTIONS
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【アリソン・アレクシー】アメリカの文化人類学者。イエール大学にてPh.D.取得(文化人類学)。現在、ミシガン大学人文科学部アジア言語文化学科准教授・同大学日本研究センター兼任職員を務める。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 アメリカの人類学者が21世紀初頭の日本で行った「離婚」についてのフィールドワークの記録。離婚にはどのような意識が映し出されているのか。自立と依存、つながりと別れの意識変容を通して現代日本社会の姿をいきいきとありのままに捉える。
要旨 アメリカの気鋭の人類学者が21世紀初頭の日本でフィールドワーク。親族は長く文化人類学の中心課題だが、離婚を主題に据える研究はこれまでほとんどなかった。親密に、別れる?不安の時代、離婚は妻が切り出すものになったのだろうか?離婚には、個人、家族、国家のレベルで、他者との親密な関係性とその理想をめぐるどのような意識が映し出されているのか。変容する家族規範、自立のロマンス、新自由主義、ジェンダー、法律、親権、別居家族、拡大家族、熟年離婚、婚活、負け犬、電車男…。つながりと別れ、そして新たなつながり。異文化の調査者としてのクリティカルな眼差しと、友人としての感情が豊かに交差する地点で、現代日本社会の姿を現実の複雑さのままみずみずしく描いた民族誌的成果。
目次 序論 不安と自由;第1部 終わりの始まり(日本的親密性のポリティカル・エコノミー;離婚しないための二つのコツ);第2部 法的解決(協議の構造;一緒の家族、ばらばらの家族);第3部 バツイチとして生きる(離婚のコスト;別れた人たちのきずな);結論 終わり、そして新しい始まり
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09084-7   4-622-09084-8
書誌番号 1113956856
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113956856

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