学術選書 --
大津真作 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2022.4 -- 19cm -- 355p

資料詳細

タイトル 異端思想から近代的自由へ
シリーズ名 学術選書
著者名等 大津真作 /著  
出版 京都大学学術出版会 2022.4
大きさ等 19cm 355p
分類 133
件名 近代哲学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1945年大阪府に生まれる。甲南大学名誉教授。専門はヨーロッパ社会思想史。主な著訳書『啓蒙主義の辺境への旅』(世界思想社、1986)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 近代思想の萌芽はオッカムに始まると言ってよい。個を離れて普遍はない。教会のカトリシズムという普遍性から個を解放するなかで、近代的な自由が開花する。本書はデカルト、スピノザらいわゆる異端思想家たちが目指したものが、個としての人間の自由に結実し、やがて政治思想、経済思想へと発展する過程を、独自の史観のもとに描く。
目次 序章 唯名論の現代性;第1章 デカルトにおける精神の自由と合理主義;第2章 スピノザにおける思想の自由;第3章 ルソーにおける自然状態と社会状態;第4章 労働、禁欲、善慈の近代思想史;第5章 アダム・スミスの労働のユートピアとその崩壊;第6章 マルクスによるスミス批判;終章 エンゲルスと未来社会
ISBN(13)、ISBN 978-4-8140-0414-0   4-8140-0414-1
書誌番号 1113956903

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