人類学と美術史の交わるところ --
木俣元一 /編, 佐々木重洋 /編, 水野千依 /編   -- 三元社 -- 2022.3 -- 22cm -- 661,12p

資料詳細

タイトル 聖性の物質性
副書名 人類学と美術史の交わるところ
著者名等 木俣元一 /編, 佐々木重洋 /編, 水野千依 /編  
出版 三元社 2022.3
大きさ等 22cm 661,12p
分類 389
件名 文化人類学 , 宗教美術-歴史 , 物質
注記 欧文タイトル:MATERIALITY OF THE SACRED
注記 索引あり
著者紹介 【木俣元一】名古屋大学教授。博士(中世考古学/パリ第一大学、文学/名古屋大学)。著書に『シャルトル大聖堂のステンドグラス』中央公論美術出版、2003年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序論 木俣元一著. 「物質性」から広がる人類学研究の地平 佐々木重洋著. 生命体と非生命体とのあわい 水野千依著. 誘惑の美学 大村敬一著. 継起する自己/イメージ 橋本栄莉著. モノを介したアナロジーの思考 中尾世治著. イメージと規律=訓練 出口顯著. 至聖所のカーテンとストラスブール大聖堂南袖廊 木俣元一著. 夢ないし幻視における像の生動性についての比較美術史的考察 秋山聰著. 長谷寺本尊十一面観音像の秘仏化と開帳 奥健夫著. ロココ絵画に描かれた彫像の生動性 杉山奈生子著. 分配される人格/結晶する人格 水野千依著. アルテミス・エフェシア 芳賀京子著. ネーデルラントにおける奇跡像と奉納像 杉山美耶子著. トリエント公会議以後のフランスにおける聖画像論と美術 栗田秀法著. 金沢市真成寺の鬼子母神像 森雅秀著. バリ・ヒンドゥー教における「異界」との交流 廣田緑著. キリスト教礼拝空間における典礼設備の物質性と象徴性 奈良澤由美著. 後期ビザンティンの聖堂における光の演出と聖性 樋口諒著. 不可視の神との対話のメディウムとしての祭壇画 須網美由紀著. 神秘体験と日本建築 松﨑照明著. 〈集まり〉としての憑依 古谷嘉章著. 色彩における物質性と聖性 松井裕美著. 神格との相互交渉と物質性 佐々木重洋著
要旨 物質世界を生きる人間は、異界にある人ならざるものとどう相対してきたのか。日常世界とは異なる時空に神や霊的存在などがいる/あるとする考え方は人類におおむね共通する。通常の五感では関知しえないそれらの存在との相互交渉における物質性の諸相について、文化人類学と美術史が共同し、民族誌的報告や事例研究をもとに比較検討する。
目次 第1部 基調論文;第2部 経験・思考・想像力;第3部 人格・エージェンシー・生動性;第4部 聖性・奇跡・交渉;第5部 空間・環境・設え;第6部 儀礼・パフォーマンス・演出
ISBN(13)、ISBN 978-4-88303-548-9   4-88303-548-4
書誌番号 1113957336
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113957336

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