昭和史から見る現代日本 -- ちくま新書 --
筒井清忠 /著   -- 筑摩書房 -- 2022.4 -- 18cm -- 220p

資料詳細

タイトル 天皇・コロナ・ポピュリズム
副書名 昭和史から見る現代日本
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 筒井清忠 /著  
出版 筑摩書房 2022.4
大きさ等 18cm 220p
分類 210.7
件名 日本-歴史-昭和時代 , ポピュリズム
著者紹介 1948年生まれ。帝京大学文学部長・大学院文学研究科長。東京財団政策研究所主席研究員。専門は日本近現代史、歴史社会学。著書に『二・二六事件と青年将校』(吉川弘文館)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:岐路に立つ象徴天皇制. 天皇周辺の「大衆性」. 戦前型ポピュリズムの教訓. コロナ「緊急事態」で伸張したポピュリズム. ポピュリズムと危機の議会制民主主義. 大正期政治における大衆化の進展. 関東大震災と「ポピュリズム型政治家」後藤新平. 「大正デモクラシー」から「昭和軍国主義」へ. 太平洋戦争への道程とポピュリズム. ポピュリズム型同調社会と政治的リーダーの形成
内容紹介 戦前昭和に酷似するコロナ禍の日本。強制力の弱い名ばかりの国家総動員体制は、いかにして天皇をシンボルとする社会の同調圧力、下からの突き上げで動かされたか。戦前のポピュリズムの過ちを教訓に、我々はいま何をすべきかを問いなおす。
要旨 今回の緊急事態をこの昭和一〇年代に起きた出来事と比較するとどうか。非常に共通性が高いと指摘することが可能だ。驚くほどに似ていると言っても過言ではない。特に新体制とは類似性が高い。ともにポピュリズム的要素が強く、政府を突き動かす形で国民の方から緊急事態を作り出しているからである。
目次 第1章 岐路に立つ象徴天皇制;第2章 天皇周辺の「大衆性」―近衛文麿と宮中グループ;第3章 戦前型ポピュリズムの教訓;第4章 コロナ「緊急事態」で伸張したポピュリズム;第5章 ポピュリズムと危機の議会制民主主義―菅内閣論;第6章 大正期政治における大衆化の進展;第7章 関東大震災と「ポピュリズム型政治家」後藤新平;第8章 「大正デモクラシー」から「昭和軍国主義」へ;第9章 太平洋戦争への道程とポピュリズム;終章 ポピュリズム型同調社会と政治的リーダーの形成
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07477-5   4-480-07477-5
書誌番号 1113957968

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.7 一般書 利用可 - 2072423693 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2072423723 iLisvirtual
山内 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2072227835 iLisvirtual