「武器を持たない兵士」の出現と戦後社会への影響 --
鍋谷郁太郎 /編, 柳原伸洋 /〔ほか〕執筆   -- 錦正社 -- 2022.3 -- 22cm -- 237p

資料詳細

タイトル 第一次世界大戦と民間人
副書名 「武器を持たない兵士」の出現と戦後社会への影響
著者名等 鍋谷郁太郎 /編, 柳原伸洋 /〔ほか〕執筆  
出版 錦正社 2022.3
大きさ等 22cm 237p
分類 209.71
件名 世界戦争(1914~1918)
著者紹介 【鍋谷郁太郎】東海大学文学部教授。1957年生まれ。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。博士(歴史学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:第一次世界大戦の空襲とドイツの民間防空 柳原伸洋著. ドイツ民衆は第一次世界大戦を「耐え抜い〈durchhalten〉」たのか 鍋谷郁太郎著. 第一次世界大戦における兵士の傷病と医師 梅原秀元著. 戦場となったマズーレン 川手圭一著. 第一次世界大戦時イタリアの軍服製造と女性労働 勝田由美著. ソヴィエト・ロシアにおける「人民の武装」 池田嘉郎著. 「境界地域」の創出と暴力の独占 姉川雄大著. ドイツ義勇軍経験とナチズム運動 今井宏昌著. 日本陸軍と国民・社会との協働 黒沢文貴著. 映画の中の世界大戦 剣持久木著
内容紹介 「総力戦」といわれる第一次世界大戦を「武器を持たない兵士」としての民間人は、どの様に受け止め、如何に感じ、そして生き抜いていったのか?ドイツ史、フランス史、イタリア史、ロシア史、ハンガリー史、そして日本史の立場からの研究成果をまとめた論集。
要旨 「総力戦」といわれる第一次世界大戦を「武器を持たない兵士」としての民間人が、どの様に受け止め、如何に感じ、そして生き抜いていったのか?
目次 序論 「総力戦」と民間人;第1部 第一次世界大戦期(第一次世界大戦の空襲とドイツの民間防空―家郷(Heimat)と防衛(Schutz)との溶け合い、そして「武器を持たない兵士」の出現;ドイツ民衆は第一次世界大戦を「耐え抜い(durchhalten)」たのか―「戦争文化(culture de guerre)」・「耐え抜く(durchhalten)」・「耐える(aushalten)」についての試論;第一次世界大戦における兵士の傷病と医師―ドイツの事例から;戦場となったマズーレン―住民の戦争体験と「タンネンベルク」の相克;第一次世界大戦時イタリアの軍服製造と女性労働);第2部 戦後期(ソヴィエト・ロシアにおける「人民の武装」―全般的軍事教練と特別任命部隊;「境界地域」の創出と暴力の独占―ブルゲンラント(西ハンガリー)における「国民自決」(一九一八‐一九二一年);ドイツ義勇軍経験とナチズム運動―ヴァイマル中期における「独立ナチ党」の結成と解体をめぐって;日本陸軍と国民・社会との協働―昭和初年の防空演習への道のり;映画の中の世界大戦―戦争文化と「適応」をめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7646-0354-7   4-7646-0354-3
書誌番号 1113958558

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