吉本隆明論 --
北川透 /著   -- 思潮社 -- 2022.3 -- 20cm -- 547p

資料詳細

タイトル 北川透現代詩論集成 5
各巻タイトル 吉本隆明論
著者名等 北川透 /著  
出版 思潮社 2022.3
大きさ等 20cm 547p
分類 911.5
件名 日本詩-詩論・詩話
個人件名 吉本 隆明
注記 欧文タイトル:The Essays on Contemporary Poetry of Toru Kitagawa
注記 付:月報 5(20p 18cm)
著者紹介 1935年愛知県生まれ。58年愛知学芸大学卒業。62年『あんかるわ』を創刊し、90年に終刊するまで、同誌を基盤に精力的な詩と批評の活動を展開する。『詩論の現在』で第3回小野十三郎賞、詩集『溶ける、目覚まし時計』で第38回高見順賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:最後の根本的問題. 詩の〈始まり〉. 〈神の死〉以後の真昼の歌. 反祈〓歌から反・反祈〓歌へ. 戦後詩論はどこで成立したか. 自立と螺旋. 〈言語〉という主題. 『言語にとって美とはなにか』をめぐって. 《修辞的な現在》まで. 『共同幻想論』の彼方へ. 『「野性時代」連作詩篇』を読む. 『記号の森の伝説歌』を読む. 表層と深層の二重性. 『言葉からの触手』考. 『最後の親鸞』という思想詩
内容紹介 吉本隆明は詩人であり、詩を核心に抱いた思想家である。戦前・戦中における詩の〈始まり〉から、『固有時との対話』『転位のための十篇』をへて晩年の作品群まで、その生涯の詩を読み解いていく。
要旨 吉本隆明は詩人であり、詩を核心に抱いた思想家だ。詩や詩論のみならず、政治、哲学、宗教など、すべての知的冒険に、詩的な発想・想像・跳躍・切断が生き生きと働いている―。戦前・戦中における詩の“始まり”から、『固有時との対話』『転位のための十篇』をへて晩年の作品群まで、その生涯の詩を読み解く。六〇年代以降、同時代において吉本の詩と思想に全身で向きあってきた著者が、自身の数多くの吉本論を解体し、全篇を新たなかたちで構想した畢生の書。
目次 1 吉本隆明の詩と思想(最後の根本的問題―吉本隆明の死とその後;詩の“始まり”―『初期ノート』の世界;“神の死”以後の真昼の歌―思想詩人の誕生;反祈〓歌から反・反祈〓歌へ―「マチウ書試論」とそれ以後の展開;戦後詩論はどこで成立したか―詩人の戦争責任追及をめぐって;自立と螺旋―「試行」刊行の意味;〈言語〉という主題―『言語にとって美とはなにか』;『言語にとって美とはなにか』をめぐって;《修辞的な現在》まで―『言語にとって美とはなにか』以後;『共同幻想論』の彼方へ);2 吉本隆明、最後の詩の場所―“灰暗の森”を通る道(『「野生時代」連作詩篇』を読む;『記号の森の伝説歌』を読む;表層と深層の二重性;『言葉からの触手』考);『最後の親鸞』という思想詩―あとがきに代えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-7837-2375-2   4-7837-2375-3
書誌番号 1113961080

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