健康の歴史と未来 --
ジャン=ダヴィド・ゼトゥン /著, 吉田春美 /訳   -- 河出書房新社 -- 2022.4 -- 20cm -- 330p

資料詳細

タイトル 延びすぎた寿命
副書名 健康の歴史と未来
著者名等 ジャン=ダヴィド・ゼトゥン /著, 吉田春美 /訳  
出版 河出書房新社 2022.4
大きさ等 20cm 330p
分類 498.02
件名 医療-歴史
注記 原タイトル:La Grande Extension
注記 文献あり
著者紹介 【ジャン=ダヴィド・ゼトゥン】パリ在住の内科医。専門は肝臓病学と胃腸病学。公的扶助パリ病院機構の研究員となり、パリ政治学院で公共政策とマネジメントのエグゼクティブ修士号、パリ・デカルト大学で臨床疫学の博士号を取得。パリ政治学院や公衆衛生高等研究院で教鞭をとり、現在はESCP経営大学院のシニアフェローを務めている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 250年以上前から人類は寿命を延ばし続けてきた。しかし、もはやこれ以上の長生きは難しい。現代のさまざまな要因を調べつくして、たどり着いた結論とは。生物学、医学、環境、行動の4つの角度から検証する。
要旨 本書がこれから語るのは、おもに、一本調子で上昇する寿命カーブに隠された3つの現象、すなわち健康の決定要因は変化すること、社会の改善はときに人間に不利益をもたらすこと、そして将来の健康はほとんど予想不能なこと、である。私たちがしばしば経験する推論のバイアスにより、これからも寿命は延び続けると思いがちである。しかしながら、この傾向は不確実になっている。近年の人間は自らの発展に気をとられているうちに、意図せずして2種類のリスクを出現させた。それらのリスクはあまりに大きく、メタ問題になっている。それは行動と環境に関するリスクである。それらはすでに、人間の健康に想像もつかないほどの負荷をかけており、死者や病気を増やして人間をますます不幸にしている。
目次 1部 微生物の時代(先史時代から工業化以前の時代まで―平均余命三〇年;一七五〇‐一八三〇年―弱々しい健康改善 ほか);2部 医学の時代(一九四五‐一九七〇年―モデル転換;心血管疾患 ほか);3部 二一世紀の健康をめぐる三つの問題(三倍長生きするのにいくらかかるか?;健康格差 ほか);4部 二一世紀―後退(後退する人間の健康;人間の健康に対する気候のインパクト ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-22853-2   4-309-22853-4
書誌番号 1113962247
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113962247

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