シリーズ戦争と社会 --
蘭信三 /編集委員, 石原俊 /編集委員, 一ノ瀬俊也 /編集委員, 佐藤文香 /編集委員, 西村明 /編集委員, 野上元 /編集委員, 福間良明 /編集委員   -- 岩波書店 -- 2022.4 -- 22cm -- 241p

資料詳細

タイトル 変容する記憶と追悼
シリーズ名 シリーズ戦争と社会
著者名等 蘭信三 /編集委員, 石原俊 /編集委員, 一ノ瀬俊也 /編集委員, 佐藤文香 /編集委員, 西村明 /編集委員, 野上元 /編集委員, 福間良明 /編集委員  
出版 岩波書店 2022.4
大きさ等 22cm 241p
分類 391.08
件名 戦争と社会
著者紹介 【蘭信三】1954年生。大和大学社会学部教授。歴史社会学、戦争社会学。『日本帝国をめぐる人工移動の国際社会学』(編著)不二出版、2008年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:戦争を記憶し、戦争死者を追悼する社会とそのゆくえ 西村明著. シドニー湾特殊潜航艇攻撃をめぐる日豪の記憶とその変遷 田村恵子著. 憲兵と暴力 岡田泰平著. 死者と生者を結びつける人々 中山郁著. 「原爆の絵」が拓く証言の場 直野章子著. 空襲の死者を想起する場所 木村豊著. アジア系アメリカと「慰安婦」碑 中村理香著. 戦争記憶の世代間継承と社会 石井弓著. 「沖縄の精神衛生実態調査」にみる戦争と軍事占領の痕跡 北村毅著. なぜ私たちは黙〓するのか? 粟津賢太著
内容紹介 敗北に終わった戦争を記憶・記念し、無残な死を遂げた者を追悼する営みは、変質を余儀なくされてきた。戦後日本社会の歴史の中で記憶と追悼が変容してゆく過程をたどるとともに、過去の出来事を眼差す営みが未来を開く可能性を秘めていることを明らかにする。
要旨 戦争から生じる情念は社会に何をもたらすのか。記憶と追悼の変容の過程を辿りながら、過去の出来事を眼差す営みが、現在を生き、未来を開く可能性を秘めていることを明らかにする。
目次 総説 戦争を記憶し、戦争死者を追悼する社会とそのゆくえ;第1部 記憶する人々(シドニー湾特殊潜航艇攻撃をめぐる日豪の記憶とその変遷;憲兵と暴力―マニラBC級裁判の記録を中心に;死者と生者を結びつける人々―パプアニューギニアにおける戦地慰霊と旅行業者);第2部 記憶の支点―想起をもたらす場所とモノ(「原爆の絵」が拓く証言の場;空襲の死者を想起する場所―遺骨・モニュメント・写真;アジア系アメリカと「慰安婦」碑―国境を超える共感と批判);第3部 記憶・記念の実践と冷戦後の社会(戦争記憶の世代間継承と社会―「選択されたトラウマ」と山西省盂県の記憶;「沖縄の精神衛生実態調査」にみる戦争と軍事占領の痕跡;なぜ私たちは黙祷するのか?―近代日本における黙祷儀礼の成立と変容)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-027174-5   4-00-027174-1
書誌番号 1113963179
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113963179

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 391.0 一般書 利用可 - 2072360012 iLisvirtual