たとえ国賊と呼ばれても --
橘しづゑ /著   -- 彩流社 -- 2022.4 -- 22cm -- 232,30p

資料詳細

タイトル ボストン美術館富田幸次郎の50年
副書名 たとえ国賊と呼ばれても
著者名等 橘しづゑ /著  
出版 彩流社 2022.4
大きさ等 22cm 232,30p
分類 289.1
個人件名 富田 幸次郎
注記 文献あり 著作目録あり 年譜あり
著者紹介 1954年、静岡県生まれ。長年、茶道と花道の研鑽を続ける。50歳を過ぎ、それらの学問的な裏付けの必要性を感じ、東京女子大学現代文化学部に編入し社会人学生となる。東京女子大学大学院人間科学研究科修了。博士(人間文化科学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 米国ボストン美術館のアジア部長を戦前、戦中、戦後の32年間務めた富田幸次郎。その生い立ちや人物像、欧米人の日本文化への関心を大いに高めるとともに、日米文化交流の道を切り拓いた知らざる歩みを明らかにする。
要旨 富田幸次郎(1890~1976)は東洋美術コレクションで名高いボストン美術館のアジア部長を戦前、戦中、戦後の32年間(1931~1963)勤めた人物。「岡倉覚三(天心1863~1913)最後の弟子」と伝えられながらも日本では、その経歴や業績はあまり知られていない謎の人でもある。
目次 第1部 ボストン美術館アジア部キュレーターへの道のり(父、蒔絵師富田幸七―漆の近代を見つめて(一八五四~一九一〇);幸次郎の生い立ちと米国留学(1890~1907);ボストン美術館―めぐり合う人々(1908~1915);目覚め―美術史家として(一九一六~一九三〇) アーサー・ウエーリと司馬江漢の落款をめぐる論争考);第2部 富田幸次郎の文化交流―日米戦争のはざまを米国で生きる(祖国に国賊と呼ばれて(一九三一~一九三五)―『吉備大臣入唐絵詞』の購入;一九三六年「ボストン日本古美術展覧会」の試み(一九三六~一九四〇)―戦間期における日米文化交流の一事例;太平洋戦争とその後(一九四一~一九七六))
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-2824-0   4-7791-2824-2
書誌番号 1113965313
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113965313

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