日本人の自然観・動物観 -- 法蔵館文庫 --
中村生雄 /著   -- 法藏館 -- 2022.5 -- 15cm -- 415p

資料詳細

タイトル 祭祀と供犠
副書名 日本人の自然観・動物観
シリーズ名 法蔵館文庫
著者名等 中村生雄 /著  
出版 法藏館 2022.5
大きさ等 15cm 415p
分類 163
件名 生贄 , 祭祀
内容 内容:祭祀と供犠の比較文化序説. イケニヘ祭祀の起源. 動物供犠の日本的形態. 狩猟民俗の身体観. 非稲作の祭祀と神饌. 古代呪術と放生儀礼. 祭祀のなかの神饌と放生. 殺生肉食論の受容と展開. 供犠の文化/供養の文化. 動物供養と草木供養. 人身御供と人身供犠. 「一目小僧」の供犠解釈
内容紹介 動物を「神への捧げもの」とする西洋の供犠との対比から、日本の供養の文化を論じ、殺生・肉食の禁止と宗教との関わりに光を当てた1冊の文庫版。狩猟と稲作、比較文化的視座と事例により、稲作文化を超える日本人の多様な民俗と信仰、自然認識を探究する。
要旨 動物を“神への捧げもの”とする西洋の供犠との対比から、日本の供養の文化を論じ、殺生・肉食の禁止と宗教との関わりに新たな光を当てた名著が文庫化。狩猟と稲作、供養と供犠、殺生肉食論の展開、動物と植物の供養など、多彩な比較文化的視座と豊富な事例により、稲作文化を超える日本人の多様な民俗と信仰、自然認識を探究する。
目次 序章 祭祀と供犠の比較文化序説―“血”の問題を手がかりに;第1部 動物供犠と日本の祭祀(イケニヘ祭祀の起源―供犠論の日本的展開のために;動物供犠の日本的形態―古代中国との連続と差異をいとぐちに;狩猟民俗の身体観―“食”と“生命”のアルカイスム;非稲作の祭祀と神饌―〈自然〉と〈聖地〉のかかわりから);第2部 日本宗教のなかの人と動物(古代呪術と放生儀礼―仏教受容のアニミズム的基盤;祭祀のなかの神饌と放生―気多大社「鵜祭」の事例を手がかりに;殺生肉食論の受容と展開―とくに近世真宗教団の問題として;供犠の文化/供養の文化―動物殺しの罪責感を解消するシステムとして;動物供養と草木供養―現代日本の自然認識のありか);第3部 柳田国男の供犠理論(人身御供と人身供犠―柳田国男と加藤玄智の「人身御供」論争から;「一目小僧」の供犠解釈―その意義と限界をめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8318-2635-0   4-8318-2635-9
書誌番号 1113965897
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113965897

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