松沢裕作 /著   -- 岩波書店 -- 2022.5 -- 22cm -- 317,8p

資料詳細

タイトル 日本近代村落の起源
著者名等 松沢裕作 /著  
出版 岩波書店 2022.5
大きさ等 22cm 317,8p
分類 210.6
件名 村落-日本-歴史-明治時代
注記 索引あり
著者紹介 慶應義塾大学経済学部教授。1976年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。博士(文学)。専修大学経済学部准教授等を経て、現職。専門は日本近代史、史学史。著書に『森林と権力の比較史』(勉誠出版)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:「美風」の行方、「淳風」の来歴. 明治初期の村運営と村内小集落. 村請制と堤外地. 壬申地券と村請制. 地価決定の制度的問題. 林野官民有区分の構造. 官有地・御料地と無断開墾問題. 明治中期の大字・行政村・町村組合. 日本近代村落の起源
内容紹介 地租改正による近世村落の解体は、村請制に支えられてきた秩序を全面的に崩壊させた。人々は〈未熟なリヴァイアサン〉、すなわち力を持たない政府の裁定を仰ぎ、相互監視の規約を改めて交わす。近世・近代移行期における日本社会の根本的な変容を描く。
要旨 地祖改正による近世村落の解体は、村請制に支えられてきた秩序を全面的に崩壊させた。未来への予期を欠いたまま、資源を奪い合い、暴力におびえる住民たち。人々は“未熟なリヴァイアサン”、すなわち力を持たない政府の裁定を仰ぎ、相互監視の規約を改めて交わす。近世・近代移行期における日本社会の根本的な変容を描く。
目次 序論 「美風」の行方、「淳風」の来歴;第1部 村請制村落から近代村落へ―地祖改正前後の変容(明治初期の村運営と村内小集落;村請制と堤外地);第2部 地祖改正の遂行過程―壬申地券発行・耕宅地・山林原野(壬申地券と村請制;地価決定の制度的問題;林野官民有区分の構造);第3部 相互監視の場としての村落の再建(官有地・御料地と無断開懇問題―富士山南麓の場合;明治中期の大字・行政村・町村組合);結論 日本近代村落の起源
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061534-1   4-00-061534-3
書誌番号 1113966969
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113966969

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