方法と構想 -- 和解学叢書 --
劉傑 /編, 澁谷由里 /〔ほか著〕   -- 明石書店 -- 2022.5 -- 22cm -- 381p

資料詳細

タイトル 和解のための新たな歴史学
副書名 方法と構想
シリーズ名 和解学叢書
著者名等 劉傑 /編, 澁谷由里 /〔ほか著〕  
出版 明石書店 2022.5
大きさ等 22cm 381p
分類 319.8
件名 国際紛争-歴史
著者紹介 【劉傑】現職:早稲田大学社会科学総合学術院教授。専門分野:近代日本政治外交史。代表著書:『中国の強国構想-日清戦争後から現代まで』筑摩書房、2013年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:中国前近代史にみる「和解」と「融和」 澁谷由里著. 日中の「対支文化事業」言説からみる「和解」の可能性と限界 桑原太朗著. 日中「経済提携」と和解 矢野真太郎著. 天皇訪中と「和解」の限界 城山英巳著. 和解における「人間」の回復 タンシンマンコン・パッタジット著. 李大釗と日中間の知識人ネットワーク 黄斌著. 日中歴史家ネットワークの端緒 駱豊著. 歴史教育政策に関する日本と台湾との比較 野口真広著. 心の和解における中国の歴史家の役割 鄭成著. 「蒋介石日記」と民国史研究者ネットワークの検証 段瑞聡著. グローバル化時代における和解構築の課題と挑戦 馬暁華著. 日韓歴史和解をめぐる政治学 木宮正史著. 奴隷制というアメリカの「原罪」をめぐる和解の難しさ 前嶋和弘著
目次 第1部 歴史のなかの和解と対立(中国前近代史にみる「和解」と「融和」;日中の「対支文化事業」言説からみる「和解」の可能性と限界―日中「共同」事業摸索をめぐって;日中「経済提携」と和解―一九三〇年代における関係改善の模索;天皇訪中と「和解」の限界―封じ込められた反日感情;和解における「人間」の回復―タイ中・タイ日関係にみる「妥協」の役割);第2部 知識人(歴史家)は「対立」の歴史に如何に直面してきたのか(李大〓と日中間の知識人ネットワーク―清末民初日中間の知の交流と和解に対する一考察;日中歴史家ネットワークの端緒―一九五〇年代から国交回復までの歴史家交流を中心に;歴史教育政策に関する日本と台湾との比較―日本の学習指導要領と台湾の国民基本教育課程綱要を中心に;心の和解における中国の歴史家の役割―中露両国を事例として);第3部 多様な歴史家ネットワークの検証(「〓介石日記」と民国史研究者ネットワークの検証;グローバル化時代における和解構築の課題と挑戦―日中両国の博物館の戦争展示を通じて考える;日韓歴史和解をめぐる政治学―歴史葛藤の抑制メカニズムとその機能不全;奴隷制というアメリカの「原罪」をめぐる和解の難しさ―「一六一九プロジェクト」の動きを中心に)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-5409-5   4-7503-5409-0
書誌番号 1113967607

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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