言語と政治 -- 増補新装版 --
中島隆博 /著   -- 東京大学出版会 -- 2022.5 -- 22cm -- 327,32p

資料詳細

タイトル 残響の中国哲学
副書名 言語と政治
版情報 増補新装版
著者名等 中島隆博 /著  
出版 東京大学出版会 2022.5
大きさ等 22cm 327,32p
分類 122.04
件名 中国思想
注記 欧文タイトル:The Reverberation of Chinese Philosophy
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1964年高知に生まれる。87年東京大学法学部卒業。91年東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専攻博士課程中途退学。現在、東京大学東洋文化研究所教授。中国哲学、世界哲学専攻。著書に『ヒューマニティーズ 哲学』(岩波書店)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:正しい言語の暴力. どうすれば言語を抹消できるのか. オラリテの次元. 言語の政治的支配は可能か. 文学言語としての隠喩. 他者への透明な伝達. 古文、白話そして歴史. 公共空間と語ること. 誰が他者なのか. 速朽と老い. 中国哲学の現在地. 尹東柱はわれらの同時代人. 声の乱調
内容紹介 中国哲学と西洋哲学の交差から何が見えてくるか。荘子、朱子学、魯迅、ポーコック、アーレント…。言語と政治をめぐる古今の思考に分け入り、かき消されてきた声の響きを聞くことによって、他者たちのための哲学の可能性をひらく。中国哲学を脱構築する試み。
要旨 中国哲学と西洋哲学の交差から見えてくるもの。古今の思考に分け入り、他者の声の響きに耳をすまし、中国哲学を脱構築する。
目次 文字の誕生―夜哭く鬼;1 言語と支配(正しい言語の暴力―『荀子』;どうすれば言語を抹消できるのか―言尽意/言不尽意論;オラリテの次元―『荘子』;言語の政治的支配は可能か―儒家・墨家・道家・法家);2 起源と伝達(文学言語としての隠喩―劉〓『文心雕龍』;他者への透明な伝達―朱子学;古文、白話そして歴史―胡適);3 他者の声(公共空間と語ること―ハンナ・アーレント;誰が他者なのか―エマニュエル・レヴィナス;速朽と老い―魯迅);4 救済の方位(中国哲学の現在地―マイケル・ピュエットの挑戦;尹東柱はわれらの同時代人;声の乱調―中国と女性)
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-010154-7   4-13-010154-4
書誌番号 1113967708

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