国家と宗教 -- 増補新装版 --
中島隆博 /著   -- 東京大学出版会 -- 2022.5 -- 22cm -- 336,20p

資料詳細

タイトル 共生のプラクシス
副書名 国家と宗教
版情報 増補新装版
著者名等 中島隆博 /著  
出版 東京大学出版会 2022.5
大きさ等 22cm 336,20p
分類 122.04
件名 中国思想
注記 欧文タイトル:The Praxis of Co‐existence
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1964年高知に生まれる。87年東京大学法学部卒業。91年東京大学大学院人文科学研究科中国哲学専攻博士課程中途退学。現在、東京大学東洋文化研究所教授。中国哲学、世界哲学専攻。著書に『ヒューマニティーズ 哲学』(岩波書店)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:小人がもし閒居しなければ. 小人たちの公共空間. 他者たちを再び結びつける地平. 魂を異にするものへの態度. 強死せし者と死体の方へ. 死者を遇する〈倫理〉. 他のものになることの倫理. 儒教の近代化の行方. 国家のレジティマシーと儒教. 「批判儒教」のために. 儒教、近代、市民的スピリチュアリティ. 世紀の交の霊魂論. ポスト世俗化の時代における市民社会
内容紹介 国家と宗教という二つの共同性を超えて、いかなる共生の思想を切り開くか。仏教、儒教からデリダ、ドゥルーズまで古今東西の議論を検討することで、他者という概念を再定義し、共同性の脱構築を試みる。中国哲学と西洋哲学から紡ぎだす思考の挑戦。
要旨 国家と宗教という二つの共同性を超えて、いかなる共生の思想を切り開くか。古今東西の議論を検討することで、他者という概念を再定義し、共同性の脱構築を試みる。中国哲学と西洋哲学から紡ぎだす思考の挑戦(第25回和辻哲郎文化賞受賞作)。
目次 第1部 原初的な共同性をめぐる思考(小人がもし〓居しなければ―朱熹の思想;小人たちの公共空間―明代の思想;他者たちを再び結びつける地平―ジャック・デリダの思考);第2部 他者を再定義する仏教のラディカリズム(魂を異にするものへの態度―明末の仏教とキリスト教;強死せし者と死体の方へ―六朝期の仏教と儒教;死者を遇する〈倫理〉―仏教と生命倫理;他のものになることの倫理―ジル・ドゥルーズと中国);第3部 共生の思想としての儒教の方位(儒教の近代化の行方―中国の新儒家;国家のレジティマシーと儒教―現代中国の儒教復興;「批判儒教」のために―近代中国・日本における儒教復興);第4部 市民に息づく宗教性(儒教、近代、市民的スピリチュアリティ;世紀の交の霊魂論―中江兆民、井上円了、南方熊楠;ポスト世俗化の時代における市民社会)
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-010155-4   4-13-010155-2
書誌番号 1113967710

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