佐藤博信 /著   -- 勉誠社(制作) -- 2022.5 -- 22cm -- 494,6p

資料詳細

タイトル 中世東国日蓮宗寺院の地域的展開
著者名等 佐藤博信 /著  
出版 勉誠社(制作) 2022.5
大きさ等 22cm 494,6p
分類 188.95
件名 日蓮宗-寺院-歴史-中世
注記 索引あり
著者紹介 1946年新潟県新発田市に生まれる。1969年早稲田大学第一文学部史学科国史専修卒業。1980年千葉大学人文学部助教授。2012年千葉大学文学部教授定年退職。現在、千葉大学名誉教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:妙本寺門流の展開と小泉久遠寺. 小泉久遠寺末寺の成立と展開. 駿河興津氏と大石寺東坊地相論に関する一考察. 北山本門寺と西山本門寺. 北山本門寺の近世的展開とその特徴. 下条妙蓮寺の歴史的展開. 上総藻原郷・二宮庄・藻原寺の中世的展開. 藻原寺檀那松本久右衛門家所蔵史料について. 妙本寺関係史料からみる自然災害史序説. 妙本寺と中山法華経寺. 日我と法華問答. 日我と蔵書. 妙本寺における由緒と伝統の創成. 鶴岡八幡宮若宮別当定尊安堵状について
要旨 中世社会の構造と特質をとらえる。安房妙本寺及びそれと対立と競合を繰り返した駿河富士門流寺院(富士五山。北山本門寺・大石寺・西山本門寺など)の展開を中心に、東国の日蓮宗寺院における門流支配の実態を政治・経済・宗教の三位一体的関係の把握という視点から明らかにし、その中世から近世への史的展開を浮き彫りにする。関係寺院に伝来する文書史料のみならず、各地に散在する聖教類・曼荼羅本尊・石造物など多様な資料を博掃し、寺院間の権力をめぐる対立と緊張、大名と領主との関係、由緒と伝統の創成、地域社会への影響などを解明。従来研究のない上総藻原寺の研究も含めて、長年、中世東国史研究を牽引してきた著者による最新の研究成果。
目次 第1部 駿河富士諸寺の展開―「富士四ケ寺」から「富士五ケ寺」へ(妙本寺門流の展開と小泉久遠寺―特に代官日義・日提・日珍段階を中心に;小泉久遠寺末寺の成立と展開―円蔵寺・本隆寺(長遠寺)・妙円寺の場合;駿河興津氏と大石寺東坊地相論に関する一考察―安房妙本寺研究の視点から ほか);第2部 上総藻原寺の展開(上総藻原郷・二宮庄・藻原寺の中世的展開―寺院・都市・城郭;藻原寺檀那松本久右衛門家所蔵史料について―曼荼羅本尊を中心に);第3部 安房妙本寺の展開(妙本寺関係史料からみる自然災害史序説―房総・駿河・日向を中心に;妙本寺と中山法華経寺―特に戦国末期の日侃書状から;日我と法華問答―「宗論」をめぐって ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-32016-6   4-585-32016-4
書誌番号 1113968882
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113968882

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