草思社文庫 --
楊海英 /著   -- 草思社 -- 2022.6 -- 16cm -- 367p

資料詳細

タイトル 文化大革命とモンゴル人ジェノサイド 上巻
シリーズ名 草思社文庫
著者名等 楊海英 /著  
出版 草思社 2022.6
大きさ等 16cm 367p
分類 222.6
件名 内蒙古-歴史 , 中国文化大革命 , ジェノサイド-中国-内蒙古-歴史
注記 「ジェノサイドと文化大革命」(勉誠出版 2014年刊)の改題、2分冊
内容紹介 1966年にはじまった中国文化大革命のなかで内モンゴルで行われた恐るべき粛清の実態を公文書や報告書などを資料に基づき検証した本。「序章 隠されたジェノサイド」から「第3章 粛清される民族自決の内モンゴル人革命党員たち」までで構成する。上巻。
要旨 1966年に中国文化大革命が始まったとき、内モンゴル自治区には150万人近くのモンゴル人が暮らしていた。だが「少数民族のモンゴル人は全員が粛清の対象とされ、少なくとも34万6000人が逮捕され、2万7900人が殺害され、12万人に身体障害が残った。これは中国政府が大幅に被害者数を縮小して発表した公式見解である」(序章より)本書は約6000頁にのぼる中国政府の公文書と被害者報告書、加害者側と被害者側の記録など、ほとんどが中国では未公開で研究者も閲覧できない資料をもとに、封印された殺戮の全貌を検証した決定版である。
目次 序章 隠されたジェノサイド(隠されつづけているモンゴル人ジェノサイド;モンゴル人ジェノサイドの原因 ほか);第1章 ジェノサイドを煽動する共産党のヘイト・スピーチ(流〓政治;優秀な流〓の発言 ほか);第2章 受難のモンゴル人指導者ウラーンフー(ウラーンフーというモンゴル人政治家を研究する意義;中国共産党が描く「ウラーンフー同志」 ほか);第3章 粛清される民族自決の内モンゴル人民革命党員たち(内モンゴル人民革命党粛清事件とその性質;仕掛けられた「モンゴル人同士の内紛」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7942-2582-5   4-7942-2582-2
書誌番号 1113971336
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113971336

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