ラウラ・今井・メッシーナ /著, 粒良麻央 /訳   -- 早川書房 -- 2022.6 -- 19cm -- 316p

資料詳細

タイトル 天国への電話
著者名等 ラウラ・今井・メッシーナ /著, 粒良麻央 /訳  
出版 早川書房 2022.6
大きさ等 19cm 316p
分類 973
注記 原タイトル:QUEL CHE AFFIDIAMO AL VENTO
注記 文献あり
著者紹介 【ラウラ・今井・メッシーナ】イタリア・ローマ出身。2005年に来日し、国際基督教大学で修士課程を、東京外国語大学で博士課程を修了。博士(学術)。2014年に作家デビュー。作家として活動するかたわら、都内の複数の大学でイタリア語講師としても教鞭を執る。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 もうこの世にいない大切な人と心が通じ合えるという「風の電話」。東日本大震災で母と娘を失ったゆいは、最愛の人に話しかけるため電話ボックスを訪れるが言葉が見つからない。そこで、妻を亡くした男性と出会い、親交を深めていくが…。
要旨 2011年3月11日。津波が母と娘を呑み込んでから、ゆいの時間は止まったままだった。海から逃れるようにして東京でラジオパーソナリティとして働いていた彼女はある日、「風の電話」の噂を聞く。岩手県大槌町の庭園に置かれたその電話ボックスはどこにもつながっていないが、亡くなった人ともう一度話したい人びとが訪れるという。ゆいは庭園を訪れるものの、なかなか二人に話しかけられない。そんななか、妻を病気で亡くし、娘と暮らす毅に出会う。実在する「風の電話」を通じ、喪失の痛みから癒えていく人びとを、イタリア人作家がやさしい筆致で描く感動の長篇小説。
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-210143-3   4-15-210143-1
書誌番号 1113972774

所蔵

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