協調問題、共通知識とは --
マイケル・S‐Y.チェ /〔著〕, 安田雪 /訳   -- みすず書房 -- 2022.6 -- 20cm -- 155,20p

資料詳細

タイトル 儀式をゲーム理論で考える
副書名 協調問題、共通知識とは
著者名等 マイケル・S‐Y.チェ /〔著〕, 安田雪 /訳  
出版 みすず書房 2022.6
大きさ等 20cm 155,20p
分類 361.45
件名 社会集団 , ゲーム理論 , 協同 , 知識社会学
注記 原タイトル:RATIONAL RITUAL
注記 「儀式は何の役に立つか」(新曜社 2003年刊)の改題、新版
注記 索引あり
著者紹介 【マイケル・S‐Y.チェ】シカゴ大学、ニューヨーク大学、ユタ大学などの勤務を経て、現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校政治学部教授、政治学部学部長。The American Journal of Sociologyなどのアソシエイト・エディターを務める。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 他の人々の知識についての知識が、集団の行動に参加したいと考える要因となる。その仕組みについて公共的儀式を典型例として、スーパーボールにおける広告、パノプティコン刑務所他を、ゲーム理論の「共通知識」と「協調問題」の議論を使って解き明かす1冊。
要旨 他の人々の知識についての知識が、集団の行動に参加したいと思う要因となる。その仕組みについて、国王の行進、円形構造の市議会会議場、映画『波止場』のシーン、スーパーボールで流される広告ほかの、文化・社会現象を、ゲーム理論の「協調問題」と「共通知識」を応用して解き明かす。共通知識が安易に生成される、昨今のSNS時代にも通ずる課題の本質とは?2001年に先取りで考察していた本書を、新たに「序文」「あとがき」を加えて刊行する。
目次 1 はじめに(この本は何の役に立つか;議論;協調問題;共通知識;議論の由来);2 理論を応用する(式典と権威;儀式はいかにはたらくか;内向きの円形構造;『波止場』;大宣伝は効果がある;公共化の価格;強い紐帯と弱い紐帯;一望監視刑務所の礼拝堂);3 理論を磨く(競合する説明;共通知識は見果てぬ理想?;意味と共通知識;共通知識の競い合い;共通知識と歴史;共通知識と集団アイデンティティ);4 おわりに;付録 ダイアグラムで議論を表現する(協調問題をモデル化する;メタ知識をモデル化する;なぜ共通知識は協調問題の解決に役立つのか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09051-9   4-622-09051-1
書誌番号 1113973726

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