悲しみを物語るということ --
入江杏 /著   -- 小学館 -- 2022.6 -- 19cm -- 283p

資料詳細

タイトル わたしからはじまる
副書名 悲しみを物語るということ
著者名等 入江杏 /著  
出版 小学館 2022.6
大きさ等 19cm 283p
分類 141.6
件名 悲しみ , グリーフケア
注記 文献あり
著者紹介 上智大学グリーフケア研究所非常勤講師。「ミシュカの森」主宰。世田谷区グリーフサポート検討委員。世田谷事件の遺族のひとり。著書に『悲しみとともにどう生きるか』(集英社新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 2000年に起きた「世田谷事件」の被害者遺族である著者が、“被害者遺族はこうあるべき”といった世の中の「大きな物語」に抗い、「わたしの物語」を取り戻し、魂の再生へと向かう軌跡の書。
要旨 突然の喪失、失われた「普通」の暮らし。求められる被害者遺族像に囚われることなく、社会の物語、大きな物語に引っ張られることのない語りを求めて―
目次 1章 沈黙とスティグマ(語りを阻害するもの~誰にもいえない;沈黙を強いるものの正体「スティグマ(負の烙印)」;「私を変えた一枚の絵」の物語;こぐまの絵本と「ミシュカの森」;3びきのくま;スティグマ解消につながる「わたし」の語り;きっかけ・ステレオタイプ・偏見・差別;コンタクト(出会い)、そして本音と本心;「わたし」を深める;棘の家);2章 怒りと語り(目に見えない子ニンニの物語;「普通」って、いったい何?;感情を言葉にする;隠されていた母への怒り;怒りは変化へのエネルギー;傍観するものにとって「かなしみ」は恐怖;母のこと1 母の恥の意識;母のこと2 親から受け取った価値観;母のこと3 はずれのガチャ;母のこと4 母と私が蓋をしたもの;母のこと5 自らに課した喪失と悲嘆の物語;沈黙の意味);3章 個の物語の力(大きな物語でない「わたし」の物語;物語が生まれる;五感に応答するアートセラピー;この悲しみを伝えたら、あなたはとまどうかもしれない そう考えてしまう人へ;封じられる声;語りに拓かれる);4章 メディアと悲惨の消費(メディアスクラム(集団的過熱取材)の中で;メディア不信の時代に;悲惨の消費・エンタメ化;「共感」という落とし穴・ケアの視座の欠如);5章 ケアの物語(ケアとは何か;亡き人との出逢い直し;利他とグリーフケア;死者とともに生きる;「亡き人」から受け取ったもの)
ISBN(13)、ISBN 978-4-09-388855-4   4-09-388855-8
書誌番号 1113973929
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113973929

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港南 公開 Map 141 一般書 利用可 - 2072530139 iLisvirtual